商品リサーチは必要なのか?
最近の中国輸入ではOEM、オリジナル商品制作が流行りです。
オリジナルを作るなら、商品リサーチは必要ないんじゃないか、
と思うことがあるかもしれません。
商品リサーチとは、説明するまでも無いと思いますが、
モノレートやあまログなどで日本で売れている商品を探すことです。
個人輸入が広く知られるようになって久しいのですが、
輸入や輸出、eBayヤフオクアマゾンなどによって
使うツールは変わってきますが、常に「ツールを使った商品リサーチ」は
当たり前のこととして作業に組み込まれていました。
OEMやオリジナル商品の制作が流行
確かに、日本と海外で同じ商品を見つけられて、
さらに価格差があることが分かれば、
その商品を仕入れたら利益が取れることは想像に難くありません。
そういった、差額のある商品をできるだけたくさん見つけることが、
収入につながってくるわけです。
ですが、最近の中国輸入では、OEMやオリジナル商品の制作が流行っています。
OEM・オリジナルとあると作った人にしかその製品は扱えませんので、
逆に言うとその商品が売れるかどうかはリサーチのしようがありません。
となると、もし今後OEMやオリジナルが主流になってきたら、
中国輸入においては、商品リサーチはどんどん縮小傾向になっていくのでしょうか。
私は、OEM・オリジナルが増えていくのは間違いないと思いますが、
商品リサーチが縮小、極端な話、無くなるとは考えていません。
むしろ、ますます重要になってくるでしょう。
OEM・オリジナルは答えが無い
理由は、これまではまったく同じ商品を見つければよかったので
ある意味では「答え」のある商品リサーチでした。
しかし、OEM・オリジナルではその答えがありません。
よく似た商品や同じカテゴリで売れているものなど
アバウトな情報を集めてOEM・オリジナルを作っていくことになります。
例え、簡易的に色を変えただけ、付属品の一部を変えただけなど
OEM・オリジナルの度合いは色々ですが、
答えが失われることに変わりはありません。
そのリスクを負っていく訳ですから、
今までよりも「売れる」と判断できるデータを
しっかりと集めて売れない(在庫)リスクを
いかに低くするかということになってきます。
最後に
そのためには「ツール」はやはりこれからも必要になるでしょう。
「ツールもリサーチも必要だけど、調べている側の意識や傾向、戦略が変わっていく」
だからこそ、今のうちにしっかりとツールを活用しながら
商品リサーチをしっかりと行って、
間違いの無い実力を身に付けておく必要があります。
同一商品でもOEM・オリジナルでもリスクを最小限にするためには
「商品リサーチ力」がものを言います。
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