コンサル生が脅しのメールを頂きました。
その商品はオリジナルっぽく見せている」が
オリジナルの条件には合致していない
いつものごとくの商品カタログでした。
また、その商品にはオリジナルブランドの名が入った
小物をセットにしていましたが、
そのオリジナルブランド名の表記と
商品タイトルのブランド名の表記が違うという
何とも雑な相乗りブロックでした。
さらに商品説明文で「相乗り厳禁」
「商標登録申請中」など
脅しの文面を入れている人でした。
そこで、これらの文面をテクサポに言って
削除してもらった上で相乗り出品をしました。
その後、脅しのご連絡を頂いた、という訳です。
コンサル生からの報告に対して
脅しのご連絡を頂いたことの報告を受けた私ですが、
その文面も合わせて報告をもらっていたので
読んでみたところ、
ざっくり言うとこんなことが書いてありました。
1.オリジナルの小物が付属してる。
2.小物に表記のブランド名は商標申請中だ。
3.商標を取得したら損害賠償の請求を弁護士と検討している。
4.即刻、出品を取り下げなさい。
とまあこんな感じです。
弁護士、損害賠償などの単語が出てきて
なかなか物々しいですね。
原文はもっと長くて賠償請求の根拠のようなものなど
色々と書かれていました。
そこで、私がしたアドバイスは、
1.商標の出願状況を調べること
2.見つからなければ商標の出願番号を聞くこと
3.もし、本当に出願されていたらいったん取り下げること。
です。
もちろん、商標云々に関係なく、
出品している商品が違えば
それは確かに規約違反になりますが、
今回はタオバオから仕入られる
ノーブランドの商品で商品の特徴も完全に一致していました。
商標を調べたところ見当たりませんでしたので、
先方に確認のため商願番号を聞きました。
あちら様のお答えは…
「言う義務はない」
なるほど。
確かに義務はないです。
ですが、私ははじめから疑問を感じていました。
1.なぜ、アマゾンに商標侵害の申請をせず、直接連絡をしてきたのか?
2.なぜ商願番号を教えないのか
3.なぜ.弁護士や損賠賠償という脅し文句を使うのだろうか。
しかも「検討中」という案の上の逃げも打っていると。
商標出願中でもアマゾンが対応してくれた例はあります。
でも、それもしていない。
というよりも、商品カタログを見る限り、
オリジナルの条件を満たしていないため、
アマゾンが対応してくれなかったのかもしれません。
商標のほうはというと
おそらくこれは商標の出願をしてないな。
そう感じました。
商標を取得してはじめて特許庁のデータベースにのると
そう思っている人もいるかもしれませんが、
出願中でもばっちりデータベースにのります。
ですので、商標出願中と記載されていた場合、
そのブランド名を調べると本当に出願しているのかいないのか、
もしくは取得できたのかが分かります。
私の勘が当たっていたら
相当に悪質ですよね。
直接連絡してくる、答えない、脅してくる、
こういう場合は、どこかに自分に落ち度があって、
アマゾンなど正当な方法では対応できないので
手段に困ってこのような行動に出るケースが多くあります。
本当に権利者で出願をしている、
オリジナルのページを作成している、など
正当なものであれば
直接の連絡なんて面倒ですので、
アマゾンに言って対応してもらいますし、
本当に弁護士と賠償を検討中であれば
そんなことをわざわざ相手には伝えません。
いきなり内容証明などが送られてくるはずです。
事前に相手に告知をして得られるメリットは無いのです。
本当の権利者は粛々と自分のページを守る手段を講じます。
最後に
このメルマガを読んでいる人は
脅しなどしないで済むような
オリジナルの条件を満たすページを作り、
仮に規約違反で相乗りをしてくる出品者がいても
脅すことなく粛々と対応するようにしましょう!
そのほうが手間も時間もストレスもありませんよ(笑
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