中国輸入ビジネスで継続して稼いでいくための3つのルール
副業やビジネスで重要なことは「稼げるようになること」、そして「稼ぎ続けること」です。
一時的に稼いだとしても、その後失速したり、失敗して廃業してしまったら意味がありません。
ビジネスにおいて「ビジネスを始めて軌道に乗せられるか」も確かに重要ですが、それと同じくらい「その後どれだけ継続できるか」も重要です。
そして事業を継続させることは、ビジネスを始めて収益が得られるようになるまでの「軌道に乗せる」よりも難しいです。
ただ、中国輸入ビジネスにおいて事業を継続させるコツは、他のビジネスに比べれば「比較的簡単」と言えるかもしれません。
というのも、中国輸入ビジネスを継続させていくために必要なのは特別な技術でも才能でもありません。
「当たり前のことを当たり前にやるだけ」です。
にもかかわらず継続できずに終わってしまう人が多いのは、この「当たり前」の事すら把握せず、実践できていない人が多いからです。
今回は「中国輸入ビジネスを継続させるための3つのルール・コツ」について解説します。
これから中国輸入を始めようと思っている方、今まさに取り組んでいる方はぜひ読んで下さい。
ルール1:メンターのやり方や知識をトレースする
以前このコラムで「メンター(指導者・先達)」の重要性について解説しました。
メンターはすでに中国輸入ビジネスで成功している、いわば「師匠」や「先輩」のような存在です。
良いメンターが見つかったら、最初のうちは必ずその方のやり方、考え方を100%忠実に模倣し、同じやり方を実践しましょう。
なぜならメンターは「すでに中国輸入ビジネスで成功している方」なので、やり方に大きな間違いがないからです。
すでに成功している方のビジネスのやり方、進め方は「王道・セオリー」とも言える、再現性・成功率の高い確実な方法です。
その方から教わったことを忠実にトレース(模倣)することで、少なくても自己流で始めるよりははるかに事業が成功する可能性、また継続できる可能性が高くなります。
特に中国輸入ビジネスの最初の段階、「仕入れ⇒販売⇒現金回収⇒仕入れ」のサイクルを始めにうまく回せるかどうかで今後のビジネスの動向が決まります。
中国輸入ビジネスにおいて、この最初のサイクルをスムーズに回すことができれば、ビジネスに勢いと自信が付きますし、その後は同じことの繰り返しです。
この大事な緒戦を制するうえで一番確実なのが「成功者をまねる」ことです。
教わる側にとっては仕入れも販売も初の実戦になりますが、成功者からしてみたら「基本中の基本」、ラフな言い方をすれば「朝飯前の作業」です。
メンターの指示通りに進めていけば、失敗するはずがありません。
ビジネスを継続させられない人の多くが、こうしたメンターを持たない、もしくはメンターの言ったことを守らず、余計な「自己流」を発揮してしまう人です。
このメンターのトレースは中国輸入ビジネスに限らず、すべての分野で同じことが言えます。
ルール2:焦らず、急がず実績をコツコツ積み上げる
中国輸入ビジネスは、副業の中では比較的短期間で結果の出るビジネスですが、それでも一朝一夕では結果が出ません。
まともなビジネスであればあるほど「楽して一攫千金」から遠ざかり、地道な「毎日の積み重ね」が必要になってきます。
具体的に言えば毎日のリサーチ、販売、キャッシュフローの確認といった作業を毎日1個でも2個でも、着実に作業して積み上げていくのです。
ビジネスや経営の世界は経営者、事業者たちが一斉に走る、いわば「マラソン」のようなものです。
マラソンの世界は当然ハイペースで常に走り続けた者の順位が高くなり、事業を継続させられる可能性は高くなります。
もし足を止めてしまえば、他の事業者との差がどんどん開き、その差を埋めるためには休んだ分の何倍もの努力をしなくてはいけません。
ですが、今までコツコツ進めることができなかった人が後から後れを取り戻すのはほぼ不可能です。
「毎日コツコツ地道に」すらできなかった人が、もっと厳しい「毎日死ぬ気で頑張る」なんてできないでしょう。
つまり一旦さぼったら、自分より前にいる「ビジネスを継続させている人たち」に追いつくのはかなり難しいのです。
そのため、ビジネスで重要なのがペースはともかく、「常に走り続けること」つまり「毎日コツコツ作業を積み上げること」です。
コツコツ進めていけば、その間は何かしらの結果が出ますし、特に物販はやればやるほど成果の出やすいビジネスなので、そう簡単にビジネスが止まることはありません。
ルール3:常に具体的なゴールを設定する
人間は理由や目標なしで走り続けられるほど強くありません。
走り続けるためには「どこに向かってビジネスを継続させていくのか」といった「目標」が必要です。
ただし、曖昧な目標ではなく、必ず日時や目標を「具体的な数値」で設定してください。
具体的な目標設定のコツは「多少無理すれば何とかなる」、もしくは「無理してもちょっと厳しいかな…」くらいの数字を設定してください。
・「〇〇月までに年商10億!」
・「〇〇月までにAmazonや楽天を超える!」
初心者がこんな無謀な目標を立てても、これは目標でもなんでもなく、単なる「願望・妄想」です。
・〇〇年〇〇月までに副業で年収50万円達成する!
・〇〇年○○月までに年商1000万円達成する!
・〇〇年○○月までに法人化する!
このように、実現可能な日時や金額を具体的にする、また「〇〇する!」と言い切ることで目標がボヤっとした曖昧なものにならず、輪郭がはっきりと見えてきます。
具体的な目標を設定したら、次はそこから逆算して、「その目標を達成するためにどう行動すればよいのか」を算出します。
例えば1月1日に「今年の12月31日までに年商1000万!」という目標を立てたとします。
この目標を達成するために必要な数字を出すために逆算すると、1000万円÷12ヵ月で、「月商にして約83万円が必要」という答えが出ます。
次にさらに掘り下げて、この「月商約83万円を達成するためにはどうしたらいいのか」を考えます。
1.月商83万円達成には1日約27,000円売上げが必要
2.1日27,000円売るためには最低でも1日○個商品を売る
3.そのためには〇〇万円分ほどの在庫を持つ必要がある
4.と言うことは今から〇〇万円分の仕入れをしなくてはいけない
5.仕入れた商品を〇〇日までにFBAに送る
このように目標に対して順序立てて「どうすれば達成できるのか」を逆算していきます。
こうすることで「今日から自分がしなくてはいけないこと」が明確になるので、あとはそれに合わせて毎日作業を行います。
具体的な道筋を立てずにただ何となくぼんやりと「年商1000万目指すぞー」で進めてもおそらく目標達成は困難でしょう。
なぜなら目標に対してちゃんとした道筋が示されておらず、何となく「そっちの方向に向かって歩き出している」だけにすぎないからです。
人間というのは面白いもので、スタートとゴールをセットし、具体的な道筋や期限を決めることで自然とそのレールに乗り、必要なペースで行動するようになります。
このようにゴールや目標を具体的に設定することで、ビジネスはその目標に沿ってずっと成長を続け、継続させられるようになるでしょう。
ただしゴール設定とは言ってもあくまでも一時的なゴール、中継地点です。
廃業しない限りビジネスに終わりはありません。
1つの目標を達成した時点で足を止めてしまえば、そこでビジネスが止まってしまいます。
目標を達成したらすぐに次の新たな目標を設定し、常にビジネスを成長させ続けていきましょう。
最後に
今回、ビジネスを継続させるために必要な3つのルールについて解説しました。
・メンターのやり方や知識をトレースする
・焦らず、急がず実績をコツコツ積み上げる
・常に具体的なゴールを設定する
先輩のまねをする、コツコツ継続する、常に具体的な目標やゴールを設定する。
中国輸入ビジネスは努力が形になりやすいビジネスですので、この3つのルールを守れば事業を継続させることはそう難しいことではありません。
ぜひ実践してみてください。
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