JANコード
新規出品の際について大事なとなる「JANコード」について説明します。
JANコードとは、商品パッケージに付いているバーコードで13ケタの数字が記載していあるあれです。
「新規出品」とは、まだAmazonで商品ページがない商品を、
自分が新規に商品ページを作成し、出品することです。
「大口出品者」のみ出品が可能です。
このJANコードは一般財団法人 流通システム開発センターで管理、提供されているものを指します。
ちなみに、JANコードは日本国内のみの呼称で、
国際的にはEANコード(European Article Number)と呼ばれ、
アメリカ、カナダにおけるUPC(Universal Product Code)と
互換性のある国際的な共通商品コードのことです。
今現在「JAN(GS1)コード」を取得する理由は何なのでしょうか。
その大きな理由の一つが新規出品が容易になるということです。
JAN(GS1)コードなしの出品はあくまで例外であって、
基本的にはJAN(GS1)コードを付けて出品する必要があります。
特に、後述するセット商品の新規出品をする場合、
元々セットにする商品それぞれにJAN(GS1)コードがあっても
セット商品にする場合には新たにJAN(GS1)コードが必要になります。
現在のJAN(GS1)コード取得の理由は、他の出品者を排除するためのものではなく、
セット商品など新規の出品を容易にするため、ということになります。
言い換えれば自分だけが組めるセット商品を出品すれば
それは他の出品者との差別化につながりますので、
結果的に他の出品者を排除し独占的に販売することにつながります。
「ノーブランド商品に勝手にJANコードを付けていいの?」という疑問もあると思いますが、
これもまったく問題ありません。
4.JANコードの取得と扱い方
個人でもJANコードは取得できると言いましが、どうやって取得すればよいのでしょうか。
この点、「JANコードの取得」というと、とても難しそうに聞こえますが、
実はとても簡単にできます。順を追って説明していきましょう。
まず、「JANコードの取得」といいましたが、正確には、「事業者コードの取得」です。
JANコードは、13ケタ数字なのですが、それぞれ以下のような意味があり、
分類することができます。
例えば以下のJANコードがありますが、
45-8043463-115-6
(国番号-事業者コード-商品コード-チェックデジット)
となります。
あたまの45もしくは49は国番号で日本という意味です。
その後に続くコードの7桁の事業者コードを取得し、
そこに商品アイテムコード000~999を自由に付け、
そこにチェックデジットという番号を付けると自分だけのJANコードになります。
つまり、一度の事業者コードを申請登録すれば、
000~999の1000種類の自社JANコード商品を持てるということです。
正確には申請の段階で数を増やすことはできますが、
最初から多くありすぎても管理しきれませんので初めは最低限の数(1000)があれば問題ありません。
事業者コードは、全国の商工会議所や流通システム開発センター
http://www.dsri.jp/index.htm
に申請して発行してもらいます。
アマゾンでもJANコードの取得方法の手引きが流通システム開発センターより出ています。
1200円しますが、JANコードの効果を考えれば安いものですので買ってしまいましょう。
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個人の申請でも問題なく取得できますし、
JANコードの登録にかかる費用はたったの10800円(冊子を買っても12000円)です。
この冊子を読むだけも十分に申請・取得は可能ですが、
登録の流れは、各商工会議所や流通システム開発センターのホームページにも
詳しく書かれているので参考にしてください。
ちなみに、商工会議所で登録申請に必要なものは、以下の通りです。
・登録申請用紙
・申請料の領収書のコピー
・印鑑(必ず必要とは限りません)
不明な点があれば、確認しながら記入してください。
申請をして不備がなければ、約2週間程度でコード管理者宛に登録通知が届きます。
これであなたのJANコードが手に入ります。
やってみるとわかりますが、実にあっけなく世界に一つのコードを手に入れることができます。
▲JANコードの付け方
JANコードが付与されたら、早速商品のJANコードをつくってみましょう。
JANコードは、国番号-事業者コード-商品コード-チェックデジットの組み合わせでできていると解説しましたが、
この「チェックデジット」というものに気を付けなくてはなりません。
その計算方法も流通システム開発センターのホームページで公開され
そのための自動計算ツールも用意されていますので、こちらを利用しましょう。
http://www.dsri.jp/jan/check_digit.htm
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