アマゾンのブランド登録のメリット
最近、アマゾンの商品ページを見ていると、
「ブランド登録済み 他社の出品は厳禁!」
というような文言を見かける機会が増えてきました。
このブランド登録とは、どういうものかと言えば
アマゾンに登録されていないブランドがあった時に
アマゾンに「○○もブランドなので登録してください」
とお願いすることです。
このブランド登録をしたブランドの出品者が
先ほどのような文面を書いているのですが、
登録するという事は何らかのメリットがあると推察されます。
さて、このブランド登録をするメリットとは何でしょうか。
この記事の目次
本当にこれだけなんです
実際にアマゾンにブランド登録の申請する方法は、
ヘルプなどで確認してもらえば良いのでここでは省いて、
ブランド登録の効果、メリットと
それから、勘違いについて伝えていきますね。
まず、ブランド登録をすれば何が起こるかと言うと
まず、JANコードを入力しなくても新規出品ができます。
アマゾンで新規出品をする場合はJANコードを取得して
作成したJANコードを入力するか、
JANコード入力の免除申請をするかしかありませんが、
ブランド登録をすると、この入力が要らなくなります。
次に、商品ページが他の出品者によって改ざんされにくくなります。
(100%ではありませんがかなり高い確率です。)
通常の相乗り出品では、基本的には出品者が
だれでも商品情報を変更、追加することできます。
つまり、他の人が出品中の時に
商品をセットにしたり、セット内容を変えたり、
仕様を変更したりといろいろできます。
これは、アマゾンの商品ページが、
ウィキペディア的なものでみんなで情報を加えていったら
とても詳しい洲払い商品ページができるはず、
ということに繋がっています。
しかし、悪用すれば先ほどのような嫌がらせなど
本来の目的とは違うことができるのです。
ですが、ブランド登録をした場合、
このようなことを未然に防ぐことができます。
あとは、お客様が商品を検索した時に、
左のサイドメニューでブランド名が表示され
ブランドで絞り込みができる。
以上が、ブランド登録でできること、メリットです。
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これだけ?
そう思うかもしれません。
しかし、本当にこれだけなんです。
答えは「勘違い」と「脅し」
では、冒頭に言った
「ブランド登録済み 他社の出品は厳禁!」
これを書いている人は何を思って書いたのでしょう。
その答えは「勘違い」と「脅し」です。
「アマゾンにブランド登録された」と言うと
あたかもアマゾンがそのブランドを認定して
オリジナルと認めてくれたような感じがしますが、
一切そんなことはありません。
直接にも聞きましたが
きっぱりと否定されています。
実は、相乗りの排除に何の効力も無いものを
凄い事のように見せて相乗りをブロックしようとしている
ただの脅し、それだけに過ぎません。
実際にこのような文面があるページに
相乗りをしたところで、
ブランド登録を理由に
アマゾンが排除に動いてくれることはありません。
それを勘違いして、
ブランド登録=アマゾンがブランドとして認めた
(相乗りも排除してくれる)
と思っているのであのようなことを書いてしまうのです。
ですので、「ブランド登録を理由」に
相乗り出品を躊躇っていた商品があれば
それは出品しても問題ありません。
先ほども言いましたがブランド登録を理由に
アマゾンが相乗りの排除に動くことはありません。
※他の理由で出品できない場合がありますので
出品前に可否は確認はしてくださいね。
最後に
で、もう少し突っ込んで考えれば、
商品の仕様や説明文に
「Amazonブランド登録済み」
などと入れている出品者は高い確率で
中国輸入の実践者です。
アマゾンのトップページからこのキーワードで
検索すると中国輸入実践者の出品商品が
多く引っかかってくるでしょうね。
【梅田 潤】amazonと中国輸入で独立した元オークファンで現役のセラー
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