相乗りをしている出品者を“脅す”
本格的なOEM、簡易OEM、オリジナル化もしないで、
何とか相乗りを排除しようとするときに最も簡単な方法は
相乗りをしている出品者を“脅す”ことです。
以前は、「○○がJANを取得した商品だ」や
「オリジナルセットだ」「オリジナル商品だ」とかいうものがありました。
共通するのは、
「俺の商品だ」
↓
「相乗りは規約違反」
↓
「取り下げないとテクニカルサポートに報告する」
↓
「アカウント停止になるぞ」
という流れです。
こんな脅しの文面を頂戴いたしましたw
コピー品であれば、それは犯罪行為になりますし、
まったく別の商品であればさすがにクレームに繋がりますので、
何でも良いということはありません。
あくまで同じ商品であるというのが前提です。
ですが、同じ商品にも関わらず、相乗りの排除=自分の利益のために
人を脅してこのようなメールを送ってくる人が存在ます。
最近、こんな脅しの文面を頂戴いたしました。
「ASIN:B000000は○○が海外の業者と契約を交わし輸入・販売しています。
ですので、○○が扱う商品が正規品です。
それ以外は並行輸入品とすることがAmazonの規約です。
取り下げない場合、「規約違反」となり・・・以下略」
こんな文面をはじめて受け取ったらそれは驚くかもしれません。
特にオリジナルの条件を満たしていないが、
タイトルにショップ名が入っていたり、
それっぽい警告を書いている出品者に多い気がします。
でも、ちょっとよく考えて、文面をよく見てください。
鵜呑みにして、出品を取り下げていませんか?
「ASIN:B000000は○○が海外の業者と契約を交わし輸入・販売しています。
ですので、○○が扱う商品が正規品です。」
これを鵜呑みにして、出品を取り下げていませんか?
よく見ると怪しいところがいくつもあります。
具体的には
・海外の業者⇒商品のメーカーとは言ってない。
・正式に契約⇒商品のメーカーと契約したとは言ってない。
・正規品、並行輸入⇒正規店がないので、並行輸入も無い。
と、あいまいな文面のオンパレードです。
モノは言いようでこのような紛らわしい文面を使い
あたかも、メーカーと直接契約して日本の総代理店にでも
なったかのような事を言ってきます。
こちらが勘違いをして出品を取り下げてくれればOK、なわけです。
例えは、上記の文面はこのような解釈もできますよね。
「ASIN:B000000は○○が海外の業者と契約を交わし輸入・販売しています。
ですので、○○が扱う商品が正規品です。」
↓
「ASIN:B000000は○○が海外(タオバオ)の業者(ショップ)と(売買)契約を交わし
(代行業者を通じて)輸入・販売しています。」
こういうふうに補足すると、ただの中国仕入ですよね。
つまり、意図的に必要な情報を削って勘違いを誘導しています。
最後に
私の経験上では、こういった場合、無視するか問い詰めるかすると、
連絡が途絶える(ウソがばれる)ケースがほとんです。
ぜひ、このようなハッタリ、脅しに負けないようにしてほしいものです。
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