商品そのものが唯一無二のものになる

最近、中国輸入で相乗りを防止するための手段として

OEMや完全オリジナル商品の作成をする人が出てきています。

この、OEMやオリジナル商品を製作すると、

商品そのものが唯一無二のものになるため商標なんて取らなくても

相乗り出品のやりようがない、ということになります。

さて、ということでオリジナル商品を作っちゃえば、

10万円くらいかかる商標は別に取得しなくてもいいんじゃない？

と思うかもしれません。

「よく似た商品」がオリジナルの商品ページ

これは、建前上というか一般論的には正解で

アマゾンの出品ルールを全員が正しく守っていたら

OEMやオリジナルを作った時点で商標なんて必要ありません。

ところが世の中には、

「よく似た商品」をオリジナルの商品ページに

出品してくる人が時々います。

当然のことながら、商品が違うので

出品を取り下げてもらわなくてはなりません。

この“出品の取り下げ”ですが、もし、商標を取っていなかったら

間違った商品を出品している人にメールで

「この商品は私がOEMで作ったものなので同じ商品ではありません。
ただちに出品を取り下げてください。」

等の文面を送り“相手にお願いをして”取り下げてもらわなければなりません。

これで、すんなり取り下げてくれればまだましなのですが、

無視されてしまうことも多々あります。

この場合、テクサポに連絡してもよほど商品が違うことでもない限り、

基本的には当事者間での話し合いになりますし、

対応に時間もかかり、売り上げにも影響します。

ですが、もし商標を取得しアマゾンが認める

オリジナル商品の条件を満たした出品であれば、

アマゾンが“問答無用で排除”してくれます。

外部の力を使って商品ページを守る手段

先日も、私のオリジナル商品に

相乗りをしてきた出品者（評価を見ると初心者っぽい）がいましたが

“アマゾンに連絡してから約50分”で下記の文面が送られてきて、

その出品者の商品はページ上から削除されました。

以下本文（抜粋、一部修正）
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このたび、以下の商品（以下「本件商品」といいます）に関わる知的財産権侵害の申し立ては、
当サイトにおける取扱商品の戦略的検討その他諸般の事情により、
本件商品の出品を削除いたしましたのでご報告申し上げます。

該当の出品者様には、一連の行為について措置を取らせていただきました。

本件の対象出品者/商品：
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Marketing Shop, ●●●●●●●
ASIN: BXXXXXXXXX, ■■■■■■■商品タイトル■■■■■■■■■
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ここまで

OEM、オリジナル商品でも十分に参入ブロックになりますが、

もしも、無理やり相乗りされてしまった時のために

「外部の力を使って商品ページを守る手段を持つ」

ことも大事なことのひとつです。

その一つが、「商標権の取得」ということになります。

ですから、商標権はアマゾンでの出品においてまだまだ有効です。

最後に

せっかく、時間をかけて商品ページを作り育てているのに、

適当なルール違反の出品者のおかげで

売上を横取りされたり、最悪の場合悪い評価（☆1個など）が

つけられたりしたらたまったものではありません。

自己防衛のためにも、商標は最低一つは持っておきましょう。

私はすでに1つ持っていますが、

新たにもう一つの商標取得の手続きを進めています。

今回は、専門家に委託せず自分の力だけでの取得を目指しています。

取得できたら、またメルマガで共有しますね！

ちなみに、申請はめちゃくちゃ簡単でした。