ビジネスで挫折した人の3つの共通点!
中国輸入ビジネスをお手伝いしている私としては、一度取引のあったお客様とはずっとお付き合いをさせていただきたいと思っています。
そのために常にサービスの向上と手厚いフォローを心掛けていますが、それでも残念ながらお付き合いさせていただいた方の中には中国輸入ビジネスで挫折し、撤退されてしまう方もいます。
私のサービスに不備や問題があった、もしくは信頼を得られなかったなどの理由で、ご指摘いただいた際はご意見を受け止めて改善を行い、より多くの方に取引を継続していただけるよう努力しています。
ですが、どんなにサービスを手厚くしても、ビジネスというものは最終的にはご自身で成長させて継続していかなくてはいけません。
他人におんぶにだっこで成功できるほどビジネスは甘くありません。
そこに至れず、挫折してしまった方たちを見ていると、全員にある「3つの共通点」があることが分かりました。
今回はそんな「挫折してしまった方たちに共通する3つの点」について解説します。
決して明るく楽しい内容ではありませんが、これからビジネスを始める方や、現在始めている方が長く継続していくにあたって必ず役に立つはずです。
かなり粗い言葉や表現もありますが、できる限り一人でも多くの方に中国輸入ビジネスを継続してほしい、という叱咤激励の意味を込めてあえて感情のままに文字に書き起こしました。
この記事の趣旨は「こういうやつはダメな奴だ」ではなく「こういう思考に陥るとビジネスの成功チャンスが遠ざかってしまうので注意しましょう」、です。
ご理解いただきながら読んでいただければと思います。
挫折した人は「デモデモダッテ」が口癖
言霊という言葉があるように、言葉には力が宿っていて、ポジティブな言葉を発すれば自然と気持ちが前向きになりますし、逆にネガティブな言葉を発すれば気持ちが沈みます。
人は普段の何気ない発言に少なからず気持ちが引っ張られているのです。
さて、「デモデモダッテちゃん」という言葉をご存じでしょうか。
何かあるたびに「でも」や「だって」といった否定的な言葉から入り、いつまでもできない理由や言い訳ばかりを並べ立てる人のことを揶揄した言葉です。
・「いや」
・「でも」
・「だって」
他人から提案されたり、アドバイスをもらったとき、こうした言葉が多い人は要注意です。
他者からの提案やアドバイスに対して一番最初に否定から入り、「できない理由」から探すことで、行動を起こすこと、自分を変えることを恐れている傾向にあります。
自分を変えると言うのは確かに不安で怖いものです。
できれば波風立てずに現状を維持したい、という心理は理解できます。
ですが、そもそもが現状を変えたくてビジネスに挑んでいるはずです。
確かにこれからビジネスを始める、拡大していくという方にとっては、ビジネスそのものがとてつもなくハードルの高い話で、ついつい腰が引けてしまうでしょう。
ですがその心理的なハードルを乗り越えないと、本当に自分を変える、つまりビジネスで成功することはできません。
冒頭でも書きましたが、ビジネスはやってもらうものではなく自分で興すものです。
「乗り越えられない」のであれば私たちがサポートできますが、「そもそも乗り越える気が無いデモデモダッテちゃん」はどうしようもありません。
自分から動こうとしない、「デモデモダッテちゃん」が出てくる場合は要注意です。
挫折した人はいつまでも行動しない
挫折した人の2つ目の共通点は「行動が遅い」です。
とにかく一つ一つのアクションまでに時間がかかり、いつまでも行動を起こさず、結局は機を逃してしまう。
こういう方に理由を聞いてみると以下のような返答が返ってきます。
・「色々考えていた」
・「タイミングを見計らっていた」
・「モチベーションが上がるのを待っていた」
色々な理由は出てきますが、ほとんど嘘と言うか意味のない理屈です。
先ほどのデモデモダッテちゃんの所でも書きましたが、ビジネスのような大きなアクションを起こすときは非常に怖いのものです。
そのため行動の遅い人は言い訳同様、なんだかんだ言って嫌なことを後回しにしているに過ぎません。
仮に言っていることが本当だとしても、ビジネスチャレンジなんて手探りで闇の中を歩くようなものですので、最初に色々考えてたって不安しか出てきません。
また資金力もノウハウも少ない状態で、始めるのに良いタイミングなんて来るわけがありません。
ほとんどの場合、思い立ったその瞬間こそが最良のタイミングです。
モチベーションは上がるのを待つものではなく自分を鼓舞し、自身で上げるものです。
このように、ビジネスにおいて行動しない理由なんて何もありません。
1秒でも早く行動すれば良い結果にしろ、悪い結果にしろ、始めた分だけ早く結果が出ます。
早く良い結果が出たら利益になりますし、早く悪い結果が出たら改善につなげて次は良い結果が出るように素早く次の行動に移れます。
確かに色々と考えることもあるでしょうし、自分が納得いくタイミングやモチベーションで始めたいのもわかります。
ですが結果が出ていない人にそんなゆとりはありません。
「まず動く」。
動かないと何も始まりませんし、ほとんどの場合、時間が過ぎれば過ぎるほど選択肢が少なくなって状況が悪くなっていきます。
そうでなくても私たち人間が使える時間には限りがあるのです。
意味のない無駄な思考で時間をつぶしている暇はないはずです。
挫折した人は「時は金なり」を理解していない
日本では「時は金なり」、海外では「time is money」ということわざがあるように、ビジネスにおいて時間は重要かつ貴重なものです。
限られた時間で効率よく資産、資金を増やすためには、この時間を効率よく使っていかなくてはいけません。
ですが挫折してしまう方はこの時間の使い方が本当に下手なんです。
会社員でビジネスを始めた方に多いのですが、「動いていれば何かやった気になっている」方が多いです。
会社では多くの場合、1時間死ぬ気で働いても何もしなくても短期的に見れば給料に影響はありません。
決められた時間会社にいて言われたことをやっていれば、給料は同じ額保証されます。
「その作業はお金を生み出すの?」
「その作業をすることは効率的なアクションなの?」
なので会社員はこうした思考をすることは少なく、この視点で物を考えられる人も少ないのです。
ですがビジネスはそうもいきません。
会社で雇われているときと違い、事業は「とりあえず動いていればお金になる」「時間が過ぎればお金になる」といった類のものではありません。
厳しい言い方をすれば「真面目に働けば儲かるわけではない」と言うことになります。
一見真面目に8時間働いている人と、適当に2.3時間働いている人が同じ利益を生むことも珍しくありません。
2.3時間しか働いていない人はさぼっているように見えますが、限られた2.3時間を効率よく使い、短時間で8時間働いている人と同等の利益を生んでいるのです。
逆に言えば8時間働いている人は「真面目に一生懸命やっている」ものの、ビジネスという観点で見ると非効率な働き方をしている、つまり「あまり働いていない」のと同義です。
もちろんさぼっている、というわけではなく、無駄な作業ややる必要のない作業をやって、仕事した気になっている可能性があります。
「エクセルでマクロと関数を駆使して完璧な売上計算表や帳簿を作っている」
「薄利多売で梱包をひとつひとつ丁寧にやっている」
例えばこんなやり方です。
本人はいたって真面目に、真摯にビジネスに取り組んでいるのでしょうが、やっていることは完全に的外れです。
売上表はAmazonのセラーセントラルから数分でダウンロードできますし、帳簿は1,000円ちょっと払って会計ソフトを使えば入力もデータ収集も短時間で正確にできます。
梱包もある程度の規模になってきたら、自分でやるより専門企業に外注したり、スタッフを雇ってやってもらったほうが効率が良いのです。
というのも中国輸入などの物販では、ある程度のリサーチ力があれば1時間のリサーチで数千円、数万円の利益を生み出せます。
1時間で5,000円の利益を生み出せるリサーチ力があれば、1日8時間で4万円の収入が得られます。
にもかかわらず、1時間1,000円で人にやってもらえる梱包作業を自分で何時間もやるなんて明らかに非効率ですよね。
こういう無駄な時間の使い方をしていると、いずれ利益が頭打ちになり、働いても働いても利益が伸びなくなっていずれ疲弊から挫折してしまいます。
初心者からリサーチ力が上がってくる中級者になる過程で、多くの方がわずかな経費をケチってなかなかこの時間の効率化に踏み切れません。
ですが自分一人の時間は24時間しかないのに、何から何まで自分でやろうとするのはビジネスの観点から見ると完全に間違っています。
ある程度のレベルに達したら自分はリサーチと販売、つまり「直接お金を生み出す作業」に注力しましょう。
その他の雑多な作業は、全部人やツール、ソフトに任せてできる限り自分はリサーチを生み出す時間を確保する。
外注して1時間3000円の経費が掛かるとしても、その確保した1時間でリサーチして3000円以上生み出せばいいのです。
この時間の使い方をマスターしないかぎり、どんなに必死で働いてもあるライン以上の収入を得ることはできなくなります。
最後に
今回紹介した3つのネガティブな共通点は、実は順番になっています。
1.挫折する人はまず「デモデモダッテ」で意見や助言の否定から入る
2.次に言い訳を続けて行動しなくなる
3.ようやく行動したかと思ったら無駄な時間の使い方を繰り返す
挫折する人はこの順番でビジネスの成功から遠ざかり、挫折していくのです。
どう考えてもビジネスで成功するはずがない行動パターンですよね。
ではこれを真逆にしたらどうでしょうか。
1.人の意見や助言を積極的に取り入れる
2.「とりあえずやってみよう」で素早く行動に移す
3.出費を惜しまず利益を最大化できる時間の使い方をする
どう考えても「ビジネスで成功するモデル」ですね。
今回紹介したことは「自分の意識一つで今日から変えられる」ことです。
知らないうちに挫折のレールに乗らないよう、参考にして今日から意識していきましょう。
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