「副業を頑張る」よりも「本業で残業」したほうが良い!?
副業が解禁されて数年が経過しました。
まだすべての企業に浸透しているとまでは言えませんが、
それでも大手を中心に副業を認める企業も増えてきたように思います。
副業OKの会社に勤めている方は、
コロナ禍のテレワークをきっかけに自宅で副業を始めた、という方もいるようです。
中国輸入ビジネスはパソコン一つでできるため、
自宅での副業にもぴったりのビジネスです。
一方で副業のやり方が分からないという方や、
コロナ禍でも仕事がしっかりある会社で働いている方は、
「残業で稼ぐ」という選択をしている方もいます。
さて、「副業をする」「会社で残業する」。
あなたはどちらを選びますか?
仕事の質が違うため単純比較が難しいですが、
それをあえて比較した記事があります。
https://news.yahoo.co.jp/articles/40f6a26aa24c98a95c694c874a15babed1dad3c0
上記の記事は、「副業と本業の残業、どちらが稼げるのか」を、
メリットやデメリットを挙げて紹介した記事です。
記事の内容を結論から言うと、
「両方にメリット・デメリットがあり、一概にどっちが良いとは言えない」
という若干モヤモヤする結論でした。
しっかり読んだ側としては、書いた方の主観でもいいので
「こっちが良い!こっちがおすすめ!」と結論付けてほしかったのですが…。
ちなみに私は「圧倒的に副業が稼げる派」です。
誤解を恐れず言えば、稼げるどころか
「副業を上回る残業のメリットはひとつも無い」とさえ思っています。
というわけで今回は「残業よりも副業をおすすめする理由」を解説します。
残業よりも副業の方が低リスクでより多く稼げる!
副業や残業をする一番大きな理由は「稼ぐため」だと思いますが、
「稼ぐ」なら副業の方が圧倒的に有利です。
そもそも会社での残業は1時間や30分でいくら、と決まっています。
一般的な計算が「給与を時給換算×1.25倍」で、
例えば時給換算で2,000円だとしたら、残業1時間で稼げるのは2,500円。
22時以降の残業になると、
さらに25%アップして×1.5倍になり3,000円稼げますが、これが上限です。
要は、残業は「稼げる上限が決まっている」のです。
一方で副業には上限がありません。
1.25倍や1.5倍どころか、
やり方次第で10倍、20倍稼ぐなんてことも可能です。
一方で、こういう話をすると「残業はノーリスクで安定して稼げる」
と反論されることがあります。
それに対して私は「この人は【リスク】が分かっていない、
非常に思慮の浅い人なんだなあ…」と判断してしまいます。
確かに「お金が減るか増えるか」だけを見れば、
絶対お金を失わない残業の方が低リスクのように見えます。
ですが、リスクというのは金銭的な要素だけではありません。
・金銭的リスク
・時間的リスク
・環境的リスク
・身体的リスク
このようにリスクを計算するときは、
お金以外にも様々な種類のリスクを加味しなくてはいけません。
「残業=ノーリスク」は間違い!
先ほどの4種類のリスクについて、もう少し詳しく掘り下げていきます。
1.金銭的リスク
金銭的リスクは、「お金が減る=金銭的リスク」といった単純なものではありません。
「お金が減ることそのもの」をリスクと考えている方は、
何をやっても、いつまでたってもお金を加速度的に増やすことはできないでしょう。
・売るための新商品を作る
・効率的に仕事を進めるための設備や有料サービスを導入する
・作業を代行してもらうために人を雇用する
上記は「お金が減る」ものですが、これはリスクではなく「先行投資」です。
もちろん無駄にしてしまえばリスクになってしまいますが、
先行投資は「お金に働いてもらう」ために絶対必要な一時的な出費です。
リスクと先行投資との違いをしっかり考えて、
総合的・中長期的にどっちが良いのか、
どんな方法や選択肢が良いのかまで考えないと金銭的なリスクは語れません。
短絡的に金額の増減だけをリスクと判断する方は、ビジネスに向いていません。
そういう方には、「数字的なお金は絶対減らない」残業がおすすめです。
2.時間的リスク
時間的リスクとは、「稼ぐために消費している時間のリスク」です。
残業は時間で計算されるため、「時間を消費しながら稼いでいる」とも言えます。
先ほどの計算で言えば、
「2,500円を稼ぐために1時間消費するリスクを負っている」わけです。
もし、1時間5,000円稼げる手段や選択肢があるとしたら、
1時間2,500円しか稼げない残業は「時間的なリスクが大きい」と言えるでしょう。
しかも、問題は単純な時間消費だけではありません。
残業は「長く働くだけでお金がもらえる」
「効率悪く仕事をすればするほどご褒美が出る」という、
ビジネスの観点からするとかなり不思議なシステムです。
もちろん仕事が終わらなくて、
真面目に残業している方に対して失礼な言い方になってしまうのは重々承知です。
一方で、「お金のために、できるだけ効率悪く長い時間残業したい人」
がいるのも事実で、そういう方にしてみると非常においしいシステムになっています。
ですが、残業代を稼ぐためにダラダラ働くと何の能力も向上しません。
自分の限られた人生の時間を消費して、
「能力を伸ばすチャンス」や「もっと稼げるチャンス」を放棄しているとも言えます。
残業は「人生の時間を無駄に浪費する時間的リスクの高いもの」だと考えてください。
3.環境的リスク
環境的リスクとは、「働く場所のリスク」です。
残業は会社の中、つまり組織の一員として仕事をするわけで、
経営者でもない限り当然自分の裁量で仕事はできません。
例えば、上司の指示には必ず従わなくてはいけません。
もしダラダラ残業しているのを上司に見つかり、
「残業禁止」と言われてしまえば当然残業ができなくなります。
禁止とまでいかなくても、目を付けられたら残業がしにくくなり、
場合によってはボーナスや昇給・昇進に悪影響を与えるかもしれません。
そうなると「お金のために残業したせいで給料が上がらなくなる」という、
何のために残業をやっているのかわからない本末転倒な状態になります。
会社の延長線上で働く残業は、こういうリスクがある点も覚えておきましょう。
4.身体的リスク
身体的リスクとは、「自分がそこにいて働かないとお金がもらえない」リスクです。
残業は自分が会社にいて働くことで残業代を得られますが、
疲れて残業する体力が残っていなかったり、会社を休んだら残業代は稼げません。
人間の体力や時間は無限ではなく、
お金を稼ぐために働けば働くほど就労時間は伸びます。
「残業しすぎ=働きすぎ」で、無理をすると過労で体調を崩したり、
病気になったり、場合によっては過労死もあり得るかもしれません。
時間的リスクでも解説した通り、残業は時間を切り売りする稼ぎ方な上、
稼げる上限が決まっています。
しっかり稼ごうと思えば、
長時間残業して体に無理をさせるという身体的リスクを取るしかありません。
もちろんお金を得るためには残業であろうと副業であろうと、時間は必要です。
ですが、副業なら残業と違って稼ぐ額に上限が無いため、
もっと効率よく働いて短時間で大きく稼げれば、
時間的リスクや身体的リスクを減らすことができます。
中国輸入ビジネスならやり方次第で様々なリスクを減らせる!
残業は様々なリスクがあると解説してきましたが、副業、
特に中国輸入ビジネスなら今回解説した様々なリスクを減らせます。
もちろん中国輸入も完全にノーリスクなわけではありません。
例えば商品の検品や梱包は作業なので、
どうしても時間的リスクと身体的リスクが発生します。
中国輸入で月5~10万円ほど稼ぎたい場合、売上にして30~60万程度が必要で、
1個3,000円の商品なら100個~200個ほど
検品・販売・梱包・発送といった作業をしなくてはいけません。
こうしてみると「残業よりリスクありそう」と感じるかもしれません。
ですが、残業と大きく違う点は「副業は自分の裁量で仕事を決められる点」と、
「検品・梱包は誰でもできる単純作業である点」です。
会社の残業は担当している自分しかできません。
ですが、検品や梱包はノウハウを持っている人や企業に依頼したり、
やり方を教えれば誰でもできます。
特に「中国輸入×Amazon販売」のビジネスでは、「FBA直送」という、
梱包・検品をAmazonに代行してもらえるサービスがあります。
これなら時間的リスクや身体的リスクのある検品や梱包といった作業を、
全てAmazonに丸投げできます。
梱包や検品は直接利益を生まない付帯作業です。
こうした作業を人にやってもらうことで、
自分は空いた時間で直接利益に繋がる仕入れなどの作業をすれば、
さらに効率よく稼げます。
また、仕事をせず家族や自分の為のプライベートな時間に使ってもいいでしょう。
「休む」「遊ぶ」という選択肢は豊かな人生を送るために必要な時間で、
「身体的リスクを減らす」ことにも繋がります。
ただし、FBA直送は経費がかかるので、
利用するためには最低でも大体20~50万円程度の売上が必要です。
売上が少ない状態で利用すると逆に手間がかかったり、
経費倒れになる可能性もあります。
逆に、売上が50万円以上あるのに経費をケチってFBAの利用を躊躇していると、
作業に忙殺されて切替タイミングを失ってしまいます。
そうなるとむしろ残業よりも身体的リスクや
時間的リスクが高くなってしまうため、Amazon販売である程度売上が伸びてきたら、
適切なタイミングでFBA直送に切り替えましょう。
中国輸入ビジネス×Amazon販売、
そしてAmazonや代行業者の便利なサービスをうまく組み合わせれば、
会社で残業するよりもはるかに低リスクで稼げます。
また、効率的にビジネスを回せば回すほど上限なく稼げるようになるため、
やはり私は残業よりも副業をおすすめします。
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