適切な利益を考えるときに過去にこんなことがありました。
ある商品を「3,980円」で売ろうとしていたのですが、
後で見たら価格が「33,980円」になっていたのです。
でも売れました。
単純に数字の入力を間違えていたのです。
送料手数料を含む原価が2000円くらいでしたので
純利益で約94%(純利益額で31,980円)というとてつもない利益がでました。
しかも1つではなく複数個売れたので、
たまたまとかいうことでもなさそうです。
現在は仕入れ先が無くなったため扱っていませんが、
本当に稼げる商品でした。
さて、冒頭の考え方でいくと私は利益を取り過ぎているひどい奴だ!
ということになります。
ですが、私は全くそんなことは思っていません。
これは、強欲・守銭奴だからということではありません。
むしろ、恥ずかしいというか情けないと思うくらいです。
それはなぜかというと、
私は33,890円でも売れていくような商品を
8分の1のわずか3,980円という価格で売ろうとしていたからで、
そんな相場観、センスの無さが分かってしまったからです。
たまたま、価格の設定を間違ったからよかったものの
3,980円で売っていたらたぶんバカ売れして、
超売れてる!なんで喜んでいたかもしれません。
利益を垂れ流しているにも関わらずです。
ちゃんとした相場観を持っていれば、
その8倍の売り上げと利益があったのに、
気づきもしなかったでしょう。
利益の多い少ないとかそんなことは関係ない
私が言いたいことは
利益が2,000円だから良くて30,000円だからダメとか、
利益率が30%はOKで90%はダメとかそんなことは関係ない、ってことです。
なぜなら、それはすべて売り手の発想だからで、
お客様にとっては関係ない話だからです。
お客様は、欲しい商品に出しても良いと思う金額を支払って購入します。
見ているところは、価格と商品の価値(性能)であって、
いくらくらい利益を取っているだろうか?
なんてことは考えていません。
買っても良いと思う金額であれば買うのです。
つまり、商品の販売価格はお客様が決めています。
私たち売り手は、この商品は多分これくらいで売れるだろうという
価格を設定して販売しているわけですが
それはお客様が納得すればいくらであっても良いのです。
これが、「相場観」というやつです。
だから、極端なことを言えば、
10円の商品を1万円で売ってもお客様が納得、満足すれば
それはそれで問題ありませんし、
いくら利益を取ろうと、全くもって心配する必要はありません。
それだけ良い商品を見つけたことをむしろ誇るべきです。
もし、こんな良い商品を見つけたあなたを
欲張りとか、お客様のことを考えていないとか
非難する人がいたら、たぶん物販をやったことがない(かじった程度)
もしくは、厳しい言い方をするとただの偽善者です。
あなたは、利益があるから輸入ビジネスを継続できます。
そして、またお客様が満足する、喜んでもらえる良い商品を
世の中に提供できるのです。
最後に
適正な利益は、
「お客様が買って満足してくれれば、いくらだって構わない。」
というのが結論です。
利益が多いとか気にすることなく堂々と頂きましょう。
逆にそれがあなたの収入に繋がり、
より多くのお客様を満足させられて、
さらにあなたのやりたいことを実現できるようになります。
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