この「譲れない一線」
以前、ビジネスにおいて
譲れない一線をもつことの重要性をお話しました。
この「譲れない一線」ですが、
プライベートでも役に立ちます。
誰とも一切関わらない人以外は有効です。
彼女や奥さんがいたり、家族と同居している人、
一人暮らしでアパート等に住んでいてる人、
つまり、山奥の一軒家で済んでいて
誰とも一切関わらない人以外は有効です。
日常では、色々と自分の考えとは違うことが起こります。
小さなことから大きなことまで様々です。
その全てに腹を立てていては身が持ちません。
逆に、全てのことに腹を立てないでいると
やりたい放題やられたり、
ずっと我慢していかなくてはならなくなります。
そのバランスが大事になってきますが、
このバランスをつくるのが
譲れない一線なのです。
自分として、どうしても我慢できないことを
予め想定して設定しておきます。
どんな時に怒るのかという場面を
それぞれ考えるのではなく
これだけは絶対に我慢できない、我慢しないという
ポイントを設定するかたちです。
逆の言い方をすれば・・・
譲れない一線に設定したこと以外は
全て許せる、となります。
つまり、小さなことでイラっとしていたことは
判断基準が無かったので、
不快に感じたこと=怒り
こういうかたちになっていた訳です。
1人で家にいるときはまだ良いのですが
この判断基準が無いと
時と場合に関係なく不機嫌が顔に出たりして
場の雰囲気も台無しにしてしまいます。
さらに、将来的に結婚し、
子どもができて家族となったら
ある程度の我慢は必要です。
しかし、我慢は不満が解消された訳ではありませんので
心の底の方に貯まり続けて
いつか爆発します。
でも、譲れない一線をもち、
それ以外のことを「許す」とどうでしょう。
許すということは、
終わりにするということと同義です。
怒りを我慢しているのではなく
自分の中で消化しています。
イライラも一瞬で済みます。
(絶対にしないのは無理なので)
その先にあるのは心の安定です。
最後に
個人でもビジネスでも
心の安定は、冷静な決断、判断には
欠かせないことです。
心の安定を保つため、自分を守るために
仕事と同様にプライベートでも
譲れない一線を持ってください。
そして、ビジネスの時と同様に
この一線を越えてくる人、事には
烈火のごとく怒りを爆発させてください。
それがあなたの守るべきラインです。
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