OEMはするべきかどうか?
私はこれまで、メルマガやセミナーなどで
OEMについては割と悲観的な見方をしていると
そう思われているかもしれません。
ですが、私はOEMをしないほうが良いと言っているのは、
初心者や資金的に余裕の無い人に限っての話です。
初心者でもなく資金的に余裕があれば
どんどんOEM(オリジナル)の商品を作っていけば良いのです。
ですが、いくらOEMを作るといってもどこまでのレベルで
どんなふうに考えて作れば良いのでしょうか。
OEMを作ろうとした時に考えるのは
何の商品をどう作るか?ということですが、
何の商品という部分については、
それぞれの得意なもの、売れているものを中心に
考えていくことになりますので
それこそ千差万別で作り方も異なってきます。
他方、どう作るか?ということについては、
OEMを作るにあたっては、
ほぼすべての商品に共通して当てはまる事柄です。
ここからは具体的に、タイトルでもある、
最高のOEMと最低のOEMについてお伝えしていきますね。
まずは、はじめに最高のOEMについてです。
ここでいう最高とはクオリティはもちろんの事
自分の希望を可能な限り詰め込んだ、という意味です。
さて、ざっくりとOEMを作るときに考えなければならないことは
下記のような項目が挙げられます。
・商品の仕様
・商品のデザイン(カラー等)
・ロゴ、ブランド名のデザイン
・ロゴ、ブランド名の印字
・パッケージのデザイン
・説明書等の書類(中身)
細かく言えば他にあるかもしれませんが、
ざっくりではこんなところでしょう。
これらの項目から最高のOEMを作ろうとした場合、
これらを一つ一つ考えて打ち合わせし、
決めた仕様の発注を出して生産するわけです。
実際に私も生産したことがありますが、
自分の考えた商品がかたちになったときは
ものすごく感動したことを覚えています。
ですが、ちょっとここで
そもそもなぜOEMを作るのか?
を考えてください。
それは、ライバルに「相乗り」されないためでしたよね。
ところが、様々なネット物販で
相乗り(独占販売)の問題があるのは
アマゾンで販売している場合以外はありません。
私たちは主にアマゾンで販売をしていますので、
言い換えれば、アマゾンが「オリジナルとして認めます。」と
認める要件を満たせばそれ以上に商品に凝る必要は無いはずです。
にも関わらず凝った商品を作るのはただの自己満足です。
もちろん、自分だけの商品になりますので、
愛着がわくのは当然です。
ですが、間違ってはいけないことは
中国輸入の目的が商品を作ることではなく
売上・利益を上げることです。
つまり、極端なことを言えば
OEM商品の出来具合云々に関係なく
アマゾンで売れる商品で独占的に販売できる要素を
最低限兼ね備えた商品であれば目的は達成されているのです。
タイトルの最低のOEMとは、
アマゾンがオリジナルと認めてくれる
最低限度のOEMという意味です。
この最低限度のOEMをキーにして
OEM生産に関わる項目を考えた時に
・商品の仕様⇒一部でOK
・商品のデザイン(カラー等)⇒一部でOK
・ロゴ、ブランド名のデザイン⇒不要
・ロゴ、ブランド名の印字⇒必要
・パッケージのデザイン⇒不要K
・説明書等の書類(中身)⇒不要K
となります。
半分は不要ですね。
最後に
アマゾンが「オリジナル」の条件としていることを
しっかり把握すれば、無駄な作業をすることなく
オリジナルになる商品を作ることができます。
どこまでが必要で、どこからが不要なのか、
それが分かれば最低限度の作業と費用でオリジナル化ができ
独占販売を最低限度のリスクで達成することができるのです。
ちなみに私自身は
・ロゴ、ブランド名の印字⇒必要
を自分でできるようにしました。
メルマガ読者さんや直接会った人にのみ
「独占販売商品作成サービス」として
オリジナルのロゴを実現するサービスをしています。
詳細はこちらから
⇒ https://umedajun.com/wp/?p=855
【梅田 潤】amazonと中国輸入で独立した元オークファンで現役のセラー
コメントを残す