自分一人で販売したいと考えるもの
相乗りとは、誰かが作った商品カタログに
同じ商品を持っているひとが出品することです。
この相乗りが1人2人3人と増えていくことで
自分の売上が下がっていくため、
何とか独占販売をしようとしてオリジナルやOEMの制作へと流れていきます。
これは致し方ない展開で、誰しもせっかく作った商品ページは
自分一人で販売したいと考えるものです。
相乗りは必ずしも“悪”であるとは言えない
ただ、この相乗りですが、他の見方をすれば
必ずしも“悪”であるとは言えないこともあります。
売上の面からみれば、一定の売り上げ規模であれば
相乗りをされるよりも1人で販売しているほうが良いのは当然です。
しかし、アマゾンの場合、売上に大きくからんでくるのが
ランキングそして、在庫の有無です。
商品が売れるとランキングが上がり、
ランキングが上がると売れやすくなるという好循環が生まれます。
ランキングが高ければ、他の同じ商品より高くても
売れていくことは決して珍しいことではありません。
私も実際にそういう商品を出品しています。
しかし、時間が経過し販売を続けると当たり前ですが在庫が無くなります。
本来であれば在庫が切れる前に補充しなければなりませんが、
なかなかうまく補充ができず、在庫切れを起こすことがあります。
在庫が切れるとどういうことが起こるかと言えば、
「この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています。」
など、関連商品を知らせるところに表示されて無くなります。
売れている商品ほど様々な他の商品に表示されますので
結果的に表示回数が増える⇒売れる確率が上がる、
となっていたものが、その時点から無くなってしまうのです。
ランキングが下がるだけではなく露出も下ってしまいます。
もし、複数の出品者がいれば…
ですが、もし複数の出品者がいれば
例え自分が在庫切れを起こしたとしても
誰かが在庫を持っていれば表示はされ続けますし、
誰かが売れたらランキングがあがります。
そう考えると、必ずしも1人で独占しなくても
いいんじゃないかと思います。
最後に
但し、どこの誰かもわからない人よりは
予め知っている人たちで
例えば3人がそれぞれ別のページで販売するよりも
同じページ販売したほうが上記のメリットがあるので
協力して販売することもアリですね。
【梅田 潤】amazonと中国輸入で独立した元オークファンで現役のセラー
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