売上倍増!Amazon商品紹介コンテンツ(+A)作成の3つのポイント
この記事ではリニューアルによってモジュールが最大7枚になるなど、商品紹介コンテンツのパターンが増え、スマホとパソコンで表示が変わるといった点について解説しました。
以前に比べて、商品紹介コンテンツはさらに詳細な情報をお客様に伝えられるようになったと言えるでしょう。
そこで今回はこの商品紹介コンテンツ(+A)作成時に重要な「3つのポイント」について解説します。
まだ古いレイアウトのままで売っている方は、是非この記事を読んで自分の商品ページを魅力的にリニューアルしてみてください。
この記事の目次
魅力的で売れやすい商品紹介コンテンツのポイントは3つ!
まず初めにお伝えしたいことは、モジュールパーツが増えたからと言って、適当に画像や文章を入れ込むのはおすすめしません。
どうせやるなら徹底的にこだわって作成しましょう。
一度しっかりと作り込んでおけば後で修正したり追加したりする手間が省けますし、何よりすぐ売上アップの効果が見込めます。
作成のポイントは細かい点を含めると色々ありますが、今回は私の経験上特に効果の高い3点に絞ってお伝えします。
1.ターゲットやペルソナを明確にする
何よりも重要なのがターゲット・ペルソナの設定です。
ターゲットやペルソナとは、マーケティングにおいて「どんな人がその商品を購入するのか」という購買層・人物像の絞り込みの事を指します。
従ってターゲットやペルソナを設定する、というのは「誰に向けて売るのか・誰に商品の魅力を伝えるのか」と言うことです。
商品を売るときは「みんな」ではなく、「誰か」に売ることを考えて販売しないと売れません。
例えば「収納力が高く高級感のある老若男女におすすめの財布」を売っているとしましょう。
一見、日本の1億数千万人がターゲットになっていて広く売れそうな気がします。
ですが、仮にあなたが財布を購入しようとしたときに「収納力が高く高級感のある老若男女におすすめの財布」を買うでしょうか。
人は「心に刺さらない」製品を買いません。
「老若男女におすすめ」とか「万人向け」と言えば聞こえはいいですが、このコンセプトは誰の趣味や嗜好にも刺さらない「当たり障りのない、魅力を感じない製品」にもなりえます。
そうなると万人向けどころか、万人から購入意欲を持たれない中途半端な製品になる可能性が高いです。
そこでターゲットとペルソナの設定です。
財布と言ってもデザインはもちろん、形状や大きさ、収納力といった特徴がそれぞれ違い、必要としているニーズも異なります。
男性であればスマートで高級感のあるとか、女性であればカードがたくさん入るとか。
単純に男性か女性かによっても、書く言葉のチョイスやお勧めするポイントは変わってくるでしょう。
また同じ男性でも「ビジネスマンの男性なら2つ折り」「年配の方なら落ち着いた色合い」「若者向けなら他と違った個性」といったように推すポイントと書き方が変わるはずです。
要は「あらゆる人におすすめです!」ではなく、「30代後半の男性で営業職の方向け!」レベルまで深掘りして文章や画像を書き、もっと言えばそこまで想定して仕入れる必要があるのです。
おそらく仕入れた段階である程度ふわっとしたターゲットはあると思うので、あとはそれをはっきりと具体的な形にして画像や文章に反映させましょう。
2.ターゲットやペルソナにあった画像を設定する
ターゲットやペルソナを決めるのは大前提ですが、それが決まったら今度は商品画像をそのターゲットを意識したものに変えてみましょう。
商品画像はユーザーに対して非常に高い訴求効果があります。
極端な話、商品説明が適当でも画像が良ければ売れてしまうくらいのインパクトがあります。
例えばAmazonとかで怪しい日本語説明の商品、「私はあなたがこれで解決するを期待してます」みたいな文章の商品を見たことありませんか?
普通に考えたらこんな怪しい説明文の商品なんて買わないと思いますが…ですがこうした商品でも意外とAmazonベストセラーになっていたりしますよね。
これは商品のコンセプトと、商品画像が素晴らしいことが大きな要因です。
少し話が逸れましたが、商品画像にはそのくらい強い訴求力のある重要なものだということです。
美容関連のアイテムならおしゃれで清潔感のある画像を使用して、「自分もこうなれるんだ」というイメージをさせる。
収納力の高い財布なら実際にお札やカードをたくさん入れた画像にして証明する。
ベビーカーなら実際に赤ちゃんを乗せた画像にして普段使いをイメージさせる。
このようにターゲットにあった画像、使用している場面を実際にイメージできる画像を載せることで、ユーザーが商品ページに飛んできた瞬間に「あ、買おう」と思わせることができます。
3.商品説明は迷っているユーザーへのとどめの一撃!(あとSEO対策)
確かに商品を売る際に重要なのは画像です。
じゃあ商品説明はどうでもいいのかと言えば当然「NO」です。
先ほど怪しい日本語で書かれた商品説明を例に出しましたが、これがもしちゃんと正しい日本語で書かれていたらもっと売り上げは上がっていたはずです。
単純に画像を見て「買おう」と思った人もいれば、商品説明を見て「なんか怪しい中国製品っぽいしやめておくか」と思った人もいるはずです。
商品説明は画像だけでは決めきれなかった人や、迷っている人の背中を押す「とどめの一撃」になり、コンバージョン(成果)を底上げします。
また、商品説明はAmazonのSEO対策(検索されやすくなるようにすること)にもなりますので、商品ページに飛んできてくれるユーザーを増やすためにも必要な事です。
商品説明で重要なのは2点です。
1つ目は「誰の悩みや不満を解決するのか」で、商品の特徴やポイントをクローズアップして書くことで、迷っている購入者の背中を後押しします。
2つ目はSEO対策として、検索キーワードを盛り込んで検索されやすくすることです。
例えば皆さんがAmazonで商品を探すとき「財布」では探しませんよね。
何万点も出てきて迷うだけです。
おそらく「財布 メンズ レザー」といったように、キーワードをいくつか挙げて検索するはずです。
と言うことは男性向けの財布なら「財布」「メンズ」「男性」「レザー」「本革」といったキーワードを商品説明に盛り込んでおけばターゲットに検索されやすくなりますよね。
他にも「2つ折り」とか「3つ折り」とか、「大容量」「コンパクト」といったキーワードを入れておくとさらに検索されやすくなります。
要はターゲットにした人物が必要としていそうな特徴や機能を、商品説明に盛り込めばいいのです。
ただしいくらキーワードを盛り込むといっても「この男性用財布はレザーコンパクトで大容量、2つ折りで3つ折りです」なんて書けばいいわけではありません。
こんな意味不明なキーワードの羅列では、むしろのSEOから弾かれて誰にも見てもらえなくなるでしょう。
仮に商品ページにたくさんのユーザーが来たところで、不審がられて購入してもらえるわけがありません。
あくまでも不自然にならないよう自然に盛り込みましょう。
まずは3つのポイントを意識して商品紹介コンテンツを作りましょう
現在多くの人がスマホからAmazonを見ています。
スマホでは商品の画像と説明が最初に表示されるので、この2つは特にしっかりと作り込んでいきましょう。
そうすることによって、商品ページに来たユーザーの心を数秒でがっちりつかみ、即購入してもらえるような魅力的なページになるでしょう。
商品紹介コンテンツ(+A)はモジュールが7枚になるなど自由度が増した分、作り手(出品者)に負担が大きくなりました。
しっかりと画像や商品説明の意味を理解して、対応していくことが重要になります。
ただ、面倒であるということは多くの人がやりたがらない、つまりここで頑張れば多くのセラーに差をつけられるポイントでもあります。
1.ターゲット・ペルソナを明確にする
2.ターゲット・ペルソナにあった画像を掲載する
3.背中を後押しするような商品説明とキーワードを書く
今回紹介した3つのポイントを守ることで売れる商品ページは作れます。
是非実践してみましょう。
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