中国輸入ビジネス成功の秘訣は代行業者を最大限活用する事
中国輸入ビジネスにおいて欠かせないパートナー、それが輸入代行業者です。
輸入代行業者は星の数ほどありますが、その中で実際しっかりと仕事をしてくれるところはそう多くありません。
このような「質」に関する情報は、利用者間ですぐ広まりネットに載るため、大手の人気業者は必然的に利用している方も多くなります。
とはいえ、代行業者の選び方だけで成功と失敗が分かれるわけではありません。
同じ代行業者を利用していても「成功する人」と「失敗する人」に分かれます。
その原因はやり方だったり、本人の作業量不足だったりと様々ですが、中には思わぬところで差が付いていることもあります。
「代行業者を最大限活用しているかどうか」。
実はこんな所でも差が付いているかもしれません。
輸入代行業者は単なる物流業者ではなく、輸入に関する様々な事を理解し、実践してくれる輸入のプロです。
そんな輸入のプロに荷役だけしてもらうのはもったいないですよね。
輸入代行業者はもっと色々なことができますし、契約次第でその他のことも柔軟に対応してもらえます。
輸入代行業者の本当の価値は業者のホームページを見ただけとか、表面上の付き合いだけでは見えてこない部分もあります。
今回は輸入代行業者を最大限活用するための秘訣、コツについて解説します。
輸入代行業者のできること、やってもらえることは業者ごとに違いますが、まずは今回解説する2点から始めて色々コミュニケーションを深めてみましょう。
わからないことは遠慮せずとにかく聞いてみる
中国輸入ビジネスを始めたばかりの方はもちろん、そこそこ慣れてきた方もまだまだ分からないことは多いはず。
そんな時は遠慮せず中国輸入代行業者に聞いてみましょう。
輸入代行業者は中国輸入のプロですので、分からないことや疑問に思った事は、聞けばある程度的確に答えてくれるでしょう。
であれば、自分のビジネスのためにどんな些細な事でも疑問があれば積極的に聞くべきです。
また、疑問や質問だけではなく、仕事をする上で感じたことや意見もどんどん言っていきましょう。
「こんな初歩的な事聞いたら迷惑かな?」
「こんなこと言ったら角が立つかな?」
こんな風に思うかもしれませんが、中国輸入ビジネスは学校や友人関係の事ではなく、他ならぬ自分の人生に直結する大事なビジネスです。
聞くべきこと、言うべきことを黙っていればビジネスで損するのは自分です。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」という言葉もありますし、個人的には担当者が多少引くくらいガンガン積極的に聞いてもいいと思います。
この「聞く」という行為をここまで勧めるのは、実は疑問の解消の他にも別の理由があるからです。
というのも、そうして顔や声、名前を印象付けて覚えてもらうことで、担当者に自分の経験値やビジネスの状況を理解してもらいやすくなります。
もちろん良い印象を強く残すのが一番ですが、覚えてもらいさえすれば多少悪い印象でも構わないと思います。
例えばちょっとずるい考え方ですが、担当者に「〇〇さんってちょっと面倒な人なんだよな…」と思われていれば、困った時に優先的に対応してもらえるかもしれません。
例えば「面倒な人だから事を荒立てないよう早めに、丁寧に対処してさっさと片付けよう」、なんて思ってもらえるかもしれないのです。
とにかく「この人どんな人だっけ?」と思われてしまうのが一番良くありません。
印象の薄い人だと、「その他大勢」と同じ完全マニュアル対応されてしまうので、本当に困った時に対応が遅れる可能性があります。
聞くべきことはどんどん聞いて、言うべきことはどんどん言って、担当者に顔と声と名前を覚えてもらいましょう。
ただし、注意点が一つ。
聞くべきことをガンガン聞いて、言いたいことを遠慮なく言えるのは「お得意様」だけです。
つまり輸入代行業者で言えば「それ相応の発注量がある(代行業者に多くの手数料を払っている)」方だけです。
大して発注もしていないのに頻繁に色々聞いたり、面倒な事を言い続けると、ちょっと面倒な人どころか「クレーマー」とか「邪魔者」扱いされてしまう可能性があります。
例えばショップやスーパーで、毎回買い物もしないのに店先でガミガミ行ってくる人がいたら、優先どころか出禁にされてしまうかもしれませんよね。
疑問は初心者のうちに出るものなので、発注量が低くてもどんどん聞いて構いませんが、意見については発注量の少ないうちは控えめに。
もちろん発注量が多くなったからと言って、「なんでも言える」と天狗になるのはNGです。
業者とは言え、「人」相手の付き合いであることを忘れてはいけません。
エスカレートして業者から本格的に嫌われてしまい、優先どころか敬遠されてしまったらビジネスは非常にやりにくくなるでしょう。
あくまでも意見は「お互いのビジネスがより良くなるよう」言うべきもので、個人の鬱憤をぶつけるためのものではありません。
重要な要件は電話で問い合わせる
電話でのサポートを行っている業者であれば、ある程度重要な要件についてはメールやチャットよりも電話で問い合わせましょう。
先ほども書きましたが、「印象を残す」のは非常に重要ですが、メールやチャットでは「感情や熱意」と言った人間味が伝わりにくく、印象に残りづらいのです。
また、電話は「解決までが早い」という大きなメリットもあります。
メールやチャットは送る文章を作成しなくてはならないため、文章作成が得意な人ならともかく、普通の人は要件を書くのにかなりの時間がかかるはず。
ですがこのように文章だと10分以上かかってしまうことも、電話なら1分で伝えられるかもしれません。
電話ならすぐに要件と細かいニュアンスまで伝えられますし、しかもその場で返事がもらえます。
特にトラブルの際は1分1秒でも早く対応しなくてはいけないので、普段から電話して声を覚えてもらう、そして電話に慣れておくことが重要です。
ただし、あくまでも「比較的重要な要件」のみにしておきましょう。
先ほどの意見の事もそうですが、何事も「バランス」が大事です。
どうでもいい要件をすべて電話にしてしまうと、さすがに業者もうんざりしてしまうでしょうし、悪い印象を持たれてしまいます。
・ちょっとした要件はメールかチャット
・比較的重要な要件は電話
このように使い分けましょう。
最後に
中国輸入代行業者は輸入ビジネスのプロです。
経験と知識は非常に豊富なので、聞けばあらゆる状況や問題に対して的確なアドバイスや対処方法を教えてくれるはずです。
そんな知識・経験豊富なプロにただ「右から左に荷物を運んでもらう」だけではもったいないです。
是非その知識や経験を分けてもらえるよう、常日頃から積極的にコミュニケーションをとっていきましょう。
中国輸入ビジネスにおいて、絶対的なパートナーと言えるのはやはり代行業者です。
コミュニケーションを取り、密な関係を築いておくと平時、有事ともに非常に頼りになる、心強い存在になってくれるはずです。
これから中国輸入代行業者と契約する方は、是非こうした点にも注意して業者を選んで見てください。
例えば私の利用している「Cilel」という代行業者の「パートナーシップ」サービスは、専任コンサルタント制のサービスです。
常に限られたスタッフが対応してくれるので、コミュニケーションもスムーズに取りやすいはずです。
手数料もかなり安いので、輸入代行業者を活用したい、という方にぴったりのプランだと思います。
ぜひ選択肢の一つとして検討してみてください。
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