良い商品と売れる商品は全く別物
皆さん
こんにちは。梅田潤です。
いきなりタイトルとは違う情報ですが、
「やる気」について核心をついた本当に本質的な話が
R25に出ていました。
https://r25.jp/article/540681193689662300
これ以上ないくらいのド正論でしたので
一読の価値はあります。
さて、ここからはタイトル通り
良い商品と売れる商品は全く別物という話を。
中国輸入はいまOEMが大流行しています。
自分で商品を考えて作って世に出して
そして売れていく、、、
確かに充実感もあってこんな楽しいことはないでしょうね。
そこで誰も彼もOEMなどオリジナルの商品の展開を
がんばってやっていく訳です。
で、当然と言うか自然の摂理なのか
上手くいく人と行かない人が出てきます。
あの人はなぜうまくいったのか?
あの人はなぜうまくいかなかったのか?
を、考えることはとても大事ですし
原因もひとつではありませんの
色々と考えを巡らせていくのは良い事です。
その中でうまくいかない原因のうちのひとつが
タイトルの「良い商品と売れる商品は全く別物」
ということに気が付いていないパターンです。
今売れている商品を参考にして
オリジナルを考えていくことはよくあることなのですが
パターン的に上手くいかない人のあたまの中は
「あの商品より良いものをつくろう!」
となっています。
もちろん、良い商品を作るのは
とても大事で当たり前のことなのですが
その商品の何をもって「良い商品」としているかも考えずに
ただ素材を良くするとか付属品を増やすとか
そういうところに走ってしまうと
まずうまくいきません。
需要と供給のミスマッチが起きる訳です。
根本的に世の中では
良い商品が売れているのではなくて
売れているから良い商品、なんです。
この事実に気が付いているだけで
その後の成功の確率には雲泥の差が出ます。
何がこの商品の売れているポイントなのかを
よく見極めなければいけません。
例えば、売れている「靴べら」があったとします。
この靴べらの売れている理由は
かかとにフィットする形状や持ち手の掴みやすさにも関わらず
素材とチタンにして丈夫で高級なものにしても
ニーズとマッチしていないので
値段が上がるだけで何のベネフィットも提供できていません。
こういう商品はいくらがんばってもまず売れません。
でも、気が付いていない人は。
「こんなに良い商品なのに・・・」とか
「あの商品は品質がウチに比べ悪いのに売れている」
とかそういう思考になってしまいます。
こうなるともう抜け出すのはまた困難になります。
もう一度言いますが
良い商品が売れているのではなくて
売れているから良い商品
です。
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