アマゾンからFBA在庫に関する重要なお知らせがきました!
皆さん
こんにちは。梅田潤です。
本日、3/1アマゾンからFBA在庫に関する
重要なお知らせがきました。
引用ココから
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【重要】フルフィルメントby Amazonに保管できる在庫数の上限緩和のお知らせ
2018年3月1日(木)より、
在庫保管制限値を決定する際に指標となる在庫回転率の基準を、
小型/標準サイズは現在の「6」から「4」に、
大型サイズは「12」から「4」に変更いたします
。今回の変更により、毎週自動的に評価されている
在庫保管制限値の判断基準が緩和され
FCに保管できる在庫数の上限が増加しやすくなります。
増えた在庫保管制限数を有効にご活用いただき、
在庫切れによる販売機会損失の対策、新規で取り扱う商品数の拡大などにお役立てください。
詳細はヘルプページでもご確認いただけます。
https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/200685730
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引用ココまで
色々と細かい計算方法が書かれていますが
要するに何かというと
良く売れている商品を扱うと
FBA倉庫に納品できる数量を増やすことができますよ、
というものです。
元々FBAに登録し段階で初期設定の在庫保管量がありますが
だんだん売れてくるとその数量ではFBAに納品しての販売が
逆に難しくなるケースがあります。
販売数が納品数を超えるような場合、
売れるのに納品できない=在庫切れを起こす、
販売機会の損失になる訳ですね。
そういう場合にアマゾンが在庫保管の上限数を上げてくれる
という事がありますが、
今回その条件の基準を緩和したというお知らせです。
これで基準を緩和したことで、FBAに納品できる数量が
増えた出品者が出てくるでしょう。
そうなるとこれまでアマゾンは何とか
倉庫スペースを空けようと努力をしていたように思えますが
その動きと逆行するかたちになります。
でも、この緩和策はアマゾン側にとってもメリットがあります。
条件を緩和しもっと出品者に売れる商品を扱ってもらいたい訳です。
すると販売手数料は入るし、アマゾンとしての売上も上がる、
だから条件を緩和してそれを促していく感じですね。
で、このお知らせの中に出てくる
「在庫回転率」について、
もし「それ何?おいしいの?」とか思っている人がいたら
この機会にちゃんと把握しておいてくださいね。
ちょっと定義的なこと言うと
「在庫回転率とは、一定期間内に保有する平均在庫が販売される回数」
となります。
普通は一定期間を1年間として考えますね。
なので、在庫回転率が12ということは、
その商品の在庫が1年間で12回入れ替わっている(回転している)
という事になります。
この値は大きければ大きいほど良いので
24なら、半月に1回在庫が入れ替わっている(回転している)
ことなります。
極端ことを言えば365だと毎日在庫が回転しています。
そんな商品ある訳が無いと思っているかもしれませんが
実はいくらでもあるんですよ。
おそらく取り扱っていないだけで
生鮮食料品なんかはこういう値が出ます。
逆に在庫回転率が1だったら
1年に1回しか在庫が回転しないことになりますので
よほど利益のある商品でなければいけませんね。
ちなみに、この在庫回転率ですが
自分で計算することもできますが
現在の在庫数や販売数を抽出しなければならないので
かなり面倒です。
ですが、そこはアマゾンさんですね。
しっかりと出してくれています。
セラーセントラルの在庫タブにある
「在庫健全化ツール」です。
ここの右側に在庫日数と回転率が表示されています。
在庫回転日数は回転率とにたもので
率を日数換算したものです。
在庫回転率が12なら回転に日数は30日、
という感じですね。
普段はあまり気にすることが無いかもしれませんが
在庫がちゃんと適正に動いているかを
把握しておくことは物販では非常に大事です。
なので、毎週とはいいませんが
せめて毎月、決まった日にここを確認してください。
万一、先月よりも回転率が悪く(数字が小さく)なっていたら
できるだけ在庫回転率の数字が大きくなるようにしましょう。
数字が小さくなるというのは在庫の動きが悪くなっている
その証拠でもあります。
何となく、お金が手元に残らない、
時間が経つにつれて仕入資金が厳しくなってきたなど
今後の資金繰りや販売にも影響してきますよ。
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