「モバイルバッテリー」の販売が禁止に!
皆さん
こんにちは梅田潤です。
さて、早速ですが
「モバイルバッテリー」の販売が禁止になり
先日、ヤフーショッピングのストア向けのメールがきました。
http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/topics.html
件名が「【重要】PSEマークのないモバイルバッテリーの取り扱いについて」
だったので、パッと見ただけで「あ、禁止だな」と
直感でわかりました。理由はPSEという単語です。
PSE(電気用品安全法)については
このメルマガやそのほかの情報で周知されていますが
あくまで、コンセントがある商品についてのこと、
というふうに認識している人が多いかもしれません。
しかし、PSEは電気関連の安全性を規制するモノなので
こういうバッテリーにも適用されます。
今回、PSEマークが無いモバイルバッテリーの
販売が禁止されましたが、ヤフーショッピングや
アマゾン、楽天、ヤフオクなど主要なモールでは
かなりの主力商品といえます。
昨今、容量も飛躍的に増えて、
以前ではスマホ1回分程度だったものがありました。
5000mAh程度ですね。
それが、あっという間に10000mAh超え
今や20000mAhも通り越して
30000mAhに向かう勢いです。
どんどん肥大化していますね。
その分、ためておく電気が増える訳ですから
危険性という面においても同様に上がります。
しかも、非常に売れている商品ともなれば
安全性を求められるのも頷けます。
そこで今回の規制になったのかと思いますが
これは、ヤフーショッピング独自の内規ではなく
経済産業省からの発表であり
2019年2月1日以降は、“流通在庫を含んで”
PSEマークのないモバイルバッテリーは販売禁止となります。
これはもう絶対に禁止という姿勢が表れていますね。
流通在庫とは=販売中の商品と言う訳です。
つまり、もしも現在販売中のモバイルバッテリーが
在庫で持っていてPSEマークが無いものだとしたら…
2019年2月1日以降は売れませんので
自分で使うか、検査を通してPSEマークを取得するか、
ゴミとして捨てるかしかありません。
そうならないようにそういう商品を
持っている出品者や個人事業者は
これから必死になって在庫の処分をしていくことでしょう。
ちなみにまだアマゾンからの通達はきていません。
実は、この禁止規定は2018年2月1日に発表され
1年前の経過措置をとったうえでの2019年2月1日からの
禁止だったのですが、ヤフーショッピングは
このタイミングでやっとモールからの連絡でした。
繰り返しますがアマゾンからはまだ何もきていません。
アマゾンでもモバイルバッテリーは
めちゃくちゃ売れています。
数えたことはありませんが、実際にPSEマーク付きの
商品はかなり少ないように思います。
ですので、リサーチしていて問題なさそうに
感じてしまうことがあるかもしれませんが
もし、今後販売しようと思っても
もれなくPSEマークの付与が必要ですので
かなり個人者小規模の事業者では
扱いにくい商品になります。
特にアマゾンはチャイルドシートの件が
ありますので、規制後の販売は絶対にNGです。
どんなペナルティを食らうかわかりません。
今後の販売、展開では
モバイルバッテリーは省いたほうが良いですね。
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