ちょっとマジメに「イクメン」を語ってみる
皆さん
こんにちは梅田潤です。
私は、記事内やタイトルで「イクメン」と名乗っています。
ですが、最近の世間では
・分担は当たり前で男だけがもてはやされている
・男性の育児だけが特別視されている。
・イクメンって言葉が無くなれば良い。
という事を言う人がいますね。
芸能人にも多いと思います。
なんですが、イクメンという響きは
父親にとってはモチベーションにもなるし
何よりもこれだけこの言葉が浸透してるので
イクメンと言うほうが人に伝わりやすいんです。
近頃では、イクメンと言う言葉を避けて
違う言い方をする人がいます。
例えばファザリングとかスーパーダディとか
ちょっとずつ意味合い的なものは違うけど
男性が積極的に家事育児に関わることを
目指したり推奨したりしているのは同じです。
だけど、多くの人はこういう言い方を知らなくて
結局のところ、家事育児に関わる男性を表すのは
「イクメン」が一番わかりやすくて伝わります。
だから私もイクメンですと文面では言っています。
ですが、人と会った時や自己紹介で「イクメンの梅田です!」
のようなイクメンアピールはしません。
中には、「梅田さんて人からイクメンですね」
と言われることがあるので
その場合は「そうですね。」とだけ返します。
なぜなら便宜上、人には伝わるので
「イクメン」と言っていますが
私自身は自分の事を本当の意味での
「イクメン」家事育児に積極的に関わる男性
とは思っていないからなんです。
例えば、「イクメン」にはどんなイメージがありますか
・ご飯作りました・掃除しました・オムツ変えました
・お風呂に入れました・遊びに連れていきました
とかだと思います。
実際に私もほとんどやっています。
それでもイクメンと自分から言わないのは、
そもそも、イクメンができるのは
奥さんやおじいちゃんおばあちゃんとかの
周りの誰かの準備や用意があるからと思っているからです。
なので、家事育児やってますといっても
実際には100%じゃなくて3~40%くらいしか
やってない、できてないと思っています。
例えば、料理がかんたんにすぐ作れる
食材セットってありますよね。
野菜とは既に切ってあって焼くだけ。
あとは付属のたれを絡ませればOKみたいなやつ。
で、あれで作ったものを出して
「僕、料理やってます!」
て堂々と言われたらどうでしょう。
はぁ?ってならないですか。
まあ、やらないよりマシだけど…レベルじゃないでしょうか。
イクメンも似たようなものだと思っていて
さっきの・ご飯作りました・掃除しました・オムツ変えました
・お風呂に入れました・遊びに連れていきましたで言うと
・ご飯作りました
⇒調味料や食材や道具は誰が用意したの?調理器具や食器洗いは誰が?
・掃除しました
⇒道具は誰が用意した?日頃やってくれるから少しですむのでは?
・オムツ変えました
⇒オムツやおしり拭きを用意したのは誰?捨てる用のビニール袋は?
・お風呂に入れました
⇒シャンプーの用意は誰が?浴槽浴室をキレイにしてすぐに入れるのは誰のおかげ?
・遊びに連れていきました
⇒おむつセット、水筒、服、帽子、おもちゃは誰が準備したのか?
他にも細かく言うといろいろありますが、
さっきの料理の例で言うと
奥さんが用意してくれた材料や調味料で
ご飯を作って奥さんが洗ってくれていた食器で食べる。
奥さんが洗濯し畳んでくれた服を着て準備した
オムツやおもちゃを持って遊びに行き
帰ってきたら洗ってくれていたお風呂に入る。
こんな感じで
「子育てやってます!」「イクメンです!」と
堂々と言われたらどうでしょうか?
料理の時と同じようにうーん・・ってなりませんか?
やっぱりやらないよりマシレベルじゃないですか?
こういうことを思うと
堂々と「僕は家事育児に積極的なイクメンです!」
って言いにくくないですか。
っていうか、奥さん毎日それやってるよね。毎日。
って考えていくと
自分は大したことやってないなーって思うわけです。
外から見ると十分イクメンでも、
自分の感覚とはちょっと違うんです。
事前に用意や準備をやってくれているから
自分はイクメンでいられると思っています。
だから、自分で自分をイクメンです!って言う人は、
何でスムーズに料理ができて遊びに行けるのか、
準備とか用意とかを全く考えていないのかもしれない
“良いとこ取りしかしていない”ことに
気が付いてないかもしれない。
もちろん、私も気がついてないことが
まだまだあると思う。
家事育児は当然2人でするものだし、
自分も用意や準備をしていくつもりだけど
男って仕事は当然で家事育児は+αと
思うところがって、+αをやった=俺頑張った
となっちゃうんだけど
そもそも、それも自分一人じゃできてなくて
協力があってできた事なんだと認識して
奥さんはじめ周りの人感謝をしましょう。
なので、結論的に私は
「イクメン」と言うと人に伝わるので
そうは言うけれども、
自分としては本当のイクメンにはまだまだ遠いな
と思っています。
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