必ずと言っていいほど「価格競争」は発生する
アマゾンで相乗り出品をしていると
必ずと言っていいほど発生するのが「価格競争」です。
先日、この価格競争に巻き込まれて困っています、
と連絡がありました。
どうやら、出品した商品に価格競争が発生していても
商品の価格調整を手動で行っているため
なかなか手が回らないので売り上げが落ちている、
そのために自動価格改定ツールの導入を検討しているがどう思うか?
という内容でした。
それに対して私が答えた内容は3つあります<
・1つ目「私は、価格改定をすべて手動でやっている。」
価格改定といっても基本的には値下げが多いと思いますが、
それが、在庫処分なのか、ただの先行値下げなのか、
戦略があるのか、など数字以外の事を無視して値下げしてしまうため、
しなくてもいい値下げまで断行してしまうと考えているからです。
時々、出品者5人くらいなのに2人だけやたら安い価格になっているのは
自動値下げが原因じゃないかと思ってしまいます。
なので、京セラの稲盛和夫会長の名言でもありますが
「値決めは経営である」そういわれるほど、
販売価格は重要なことなので、
私はそんな大事なことをツール任せにしようとは思いません。
・2つ目「そもそも価格競争になりにくい商品を扱ったら?」
自分がすぐに見つけられる商品は、ほかの人もすぐに見つける。
なので、なかなか見つけられないような商品に絞っていくことで
そもそもの競合が出現しにくいものを扱っていくようにすれば、
価格競争の発生そのものを抑えることができますよね。
価格競争を食い止めたりその中で勝つことを考えるよりも、
発生原因から見直していけば、
価格競争の事を考えなくても済むのではないでしょうか。
・3つ目「価格競争を仕掛けてくる出品者と同じところにいない」
ちょっと前にも話しましたが、価格競争を仕掛けてくる出品者は、
他の商品でも価格競争を仕掛けてくる可能性が高いのです。
だから、同じところに出しても
価格競争の中に飛び込んでいくことになるだけです。
また、その出品者の他の商品を参考にしても同じですよね。
2つ目と似ていますが、これも価格競争が
発生する原因でもある訳です。
価格競争が嫌ならこういう出品者とは距離を置くようにしましょう。
・最後に
価格競争は戦略のひとつでもあるので
やり方自体は否定できませんし、それで稼ぐこともできます。
気をつけなくちゃならいのは、
「価格競争が嫌なのに、巻き込まれるようなところに
自分から行ってしまっている。」といった状態。
「巻き込まれている感」が最もストレスになります。
つまり、価格競争で勝ち抜くのか、競争を避けて稼ぐのか、
どちらに軸足を置くのかを決めることが重要なんです。
そうすると、価格の設定や価格の改定にも動じることなく
自分のやり方に沿って設定できるようになりますよ。
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