そんな時によく出てくる質問が
アマゾンから
【重要】2015年の税法改正による、販売手数料などサービス料の消費税の扱いについて
というタイトルでメールが届きました。
いままではアマゾンの本店が海外にあったため
消費税はかかっていませんでしたが、
今後は消費税がかかりますよ、という内容です。
税法の改正であれば私達にはどうすることもできません。
とは言っても、負担が増えることに変わりはありませんので
何らかの対策をしなければなりません。
そんな時によく出てくる質問が「値上げをすべきか?」ということです。
消費税分の値上げをすべきか?
冒頭でも少し言いましたが、
消費税が今後請求されることで、
私達出品者の支払う金額がまた増えました。
税法の改正のため従うしかありませんが、
そんな時によく出てくるのが「値上げをすべきか?」という話題です。
要するに、負担増となった消費税分を
商品価格に上乗せしても良いのか、しないほうが良いのか?
この話題は、今回は消費税でしたが、
円安や円高の時にも同じようなことが話題になります。
当然、仕入値が上がったわけですから、
その分を商品価格に転嫁したとしても不思議ではありません。
しかし、実際はどうかと言えば、
円安になったからといってお客様が
値上げされた商品をみて
「最近円安だから少し高いけど仕方ない」
と思ってくれるでしょうか。
原価を下げる工夫をするべき
まず間違いなく「ただ、高いだけ」と判断されるでしょう。
なぜなら、商品には相場がや値段観がありますので、
そこから漏れた物は売れません。
つまり、出品者側の都合(消費税や為替)は
お客様からみればまったく関係ないことですので、
負担増の分をそのまま商品価格に転嫁しても
買われなくなるだけでメリットは皆無です。
利益が多少なりと圧迫されますので、
つらいことなのですが出品者側の都合で
価格の上下(相場)は変わりません。
それでは、この負担増の状況を乗り切る、打破する方法はと言えば
価格に転嫁できないので取る方法は1つです。
「原価を下げる」これしかありません。
例えば、ロット数を増やしてみる、
代行業者にタオバオで値引き交渉をしてもらう、
手数料等を比較して安いところに切り替える、
タオバオ・アリババでさらに安価な商品が無いか再リサーチする、
など原価を下げる工夫はいくらでもあります。
最後に
原価は出品者側でいくらでも今トールができますから、
今回の消費税をはじめ原価が上がった(負担が増えた)場合は
価格に転嫁することを考える前に、
原価を下げることはできないか、これを真っ先に検討しましょう。
「価格の変更は最終手段です!」
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