誰でもいつでも簡単に作って良いか?
中国輸入で流行りになっているOEM、オリジナル商品。
このOEM制作についてです。
タイトルのようにあんな軽いノリではありませんが
私もOEMやオリジナル商品を作ったことがあります。
その時は、けっこう神経を使ったのですが、
現在は、簡単に誰でも作れて売れる、
というような風潮にあると思います。
で、そこで少し考えたのですが
誰でもいつでも簡単に作っていいものか?ということ。
相乗りの防止=OEM というのは少し違う!?
例えば、中国輸入を始めたばかりの
スタート段階でそれほど大きなリスクは取れませんし、
それのみが売り上げをあげる秘訣と
言われているような感じも受けますが、
相乗りの防止=OEM というのは少し違う気がしています。
相乗りの防止=OEM というのは少し違う気がするというのは、
OEMで例えば、ちょっとだけサイズが違うとか
既存の商品をすこしデザインを変えたとか、
パッケージが違うとかそのくらいのOEMを作っても、
変更された点を無視して
似通った商品で相乗りされることがあるからです。
商標を持っていれば排除することもできますが、
それにもオリジナルと認められる条件が必要です。
この事実だけをみても
OEM・オリジナル化=相乗りの防止
とはならないのです。
確かに「相乗り」はしにくいが…
「相乗りしにくい」商品にはなりますが、
相乗りがしにくいだけで、できないことはありませんし、
逆に商標が無い場合には、強制的な排除など
相手にペナルティを与えることもできません。
なので、商品説明や仕様での「脅し」を書くしかなくなる訳です。
そして、この脅しはある一定の条件の元では
簡単に突破されてしまうことは、
先日のセミナー(DVDにしました)で話しました。
このような状態にも関わらずわざわざリスクをとって
OEMをする必要があるのか疑問です。
あくまで、この話の対象は初心者に向けたものです。
既に販売力も資金もあるならどんどんやるべきです。
逆に販売もままならない、資金力も大きくない
けれども、「独占販売」や「完全オリジナル」といった
アマゾンで販売する人にとっては甘美な言葉につられて
自分の実力と見合ってないリスクは取るべきではありません。
今の自分の力とリスクの度合いを比較して
取れるリスクを取るようにしなくては
継続的にビジネスを続けることは難しくなります。
最後に
私の考えるOEM・オリジナルまでのステップを話します。
※下に行くほど、リスクが高くなります。
その代わり利益も大きくなります。
「相乗り」
↓
「同じ商品の新規ページ作成(セット化)」
↓
「印字等の簡易OEM」
↓
「企画から行うOEM」
↓
「完全オリジナル」
【梅田 潤】amazonと中国輸入で独立した元オークファンで現役のセラー
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