子どもから学んだ満足させる度合いと工夫
皆さん
こんにちは。梅田潤です。
子どもが「武士になりたい」と言うので
おもちゃの剣と結束バンドと
いらなくなった私のベルトで
刀をさせるようにしてあげた。
とても満足してくれたようで
武士!武士!と言って遊んでくれてます。
サングラスは意味が分からないが・・
意外な効果もあって
おもちゃを片付けようとしない時に
「武士はちゃんと片付けるんだよ。」
と言うとあっさり「やるー」と
片付け始めるようになりました。
武士効果抜群!
・画像はこちらから
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それで、この出来事から思ったことがあります。
それは、満足させる度合いと工夫、です。
満足させる度合いと工夫というのは、
「武士になりたい」という子どもの要望を
どのレベルで叶えれば満足するかという課題があります。
「武士」で連想するに、必要なものは
刀、ちょんまげ、羽織袴とか色々あります。
コスプレとかでセットになっているものを
買ってしまえばかんたんに出来ると思いますが、
果たして子どもはそこまでのものを求めているのか?
という疑問にあたります。
子ども⇒お客様に置き換えて考えてみましょう。
確かにある商品にたくさんのものをセットにすれば
お客様は喜んでくれるでしょう。
しかし、そこまでしなくても満足してくれた可能性があります。
一定の満足をしてくれれば問題無くてそれ以上は
過剰サービスの域に入ります。
過剰なサービスとは、提供したサービスと対価の
バランスが取れていないことです。
「サービスはやれるだけやれば良い」という考えもあるかもしれませんが
サービスに対しての対価が低いと、
一時的には提供できてもいずれ継続できなくなります。
すると、過剰なサービスを適正なサービスに修正しても
お客様からは「サービスの質が落ちた」となる訳です。
であれば、最初から適正なサービスにすべきです。
対価とサービスのバランスは常に均等であるのが良いのです。
どちらかが高くても低くてもいけません。
話を子どもに戻して
武士になりたい、は本格的な武士でなくても
武士っぽいものになればOKだったのです。
となれば、あえてお金をかけて何かを買うことは不要です。
そこまで求められていないので。
ですので、刀がさせれば武士になれるので
家にある剣と結束バンド、いらないベルトで工夫して
作ってあげるだけで満足は得られる訳です。
何かを求められると応えたいと思うのが普通で
そこに無ければ買ってしまうのも良くある話です。
しかし、受け手が何をどこまで求めているかを考えて
工夫することで満足させることはできます。
OEMでも転売でも相手を満足させたい気持ちは同じなので
そのことを考えてバランスの良い
サービスの提供と対価を得ることが
長くビジネスを続けていける秘訣です。
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