超危険!マグネットボールで幼児が事故。。。
皆さん
こんにちは。梅田潤です。
国民生活センターから
アマゾンやヤフオクでも多数販売されている
マグネットボールについて
幼児の誤飲による事故で重大な事案が発生したことを受けて
注意喚起がされています。
詳しくは下記
強力な磁石のマグネットボールで誤飲事故が発生
-幼児の消化管に穴があき、開腹手術により摘出-
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20180419_1.html
この商品は確かに売れていて
玩具としても決まった答えが無く
自由に創意工夫で色々な形が作れるため
知育玩具としても人気がありました。
ただ、子どもに与える商品で
非常に小さなもののため
誤飲の可能性は想像に堅くなかったはずですが
さすがに体内でマグネットがくっつき
胃と腸を傷つけてしまう、という予測は難しかったかもしれません。
・・・というのは売り手の理屈です。
私は幸運にも販売していませんでしたが
もし販売していたらそうい考えを持ったかもしれません。
ですが、今回事故に合われた方やその家族は
「予見できませんでした」で終わらせられないでしょう。
感情的には理解できます。
そもそも誤飲しそうな商品を与えたのもどうかとは思いますが
私たちが考えるべきことは
どちらが正しいのかをこここで述べたいのではなくて
万が一の事故をどう考えるかだと思っています。
このマグネットの販売個数を考えると
数千個とかではなく数万個、数十万個単位で
販売されているはずです。
国民生活センターの記事内容を見ると
事故件数が124件と数十件あったということですので
仮に200件としましょう。
100万個売れていたと仮定すると、
販売した商品で事故に合う確率は
0.02%です。
例えば、車のドライバーが一生で自動車事故に合う確率は
警察庁が公表する免許保有者の約8,100万人いるので
年間の自動車事故発生件数(約65万件)で計算すると、
65万÷8,100万=0.8%
となります。
そう考えると、今回の事故は相当確率が引くように思えますが…
話を戻して、
考え方としては0.02%なら自分の販売個数と比較して
まず事故は起きないだろう、と考えるのか、
事故が起きている以上、何%かは関係なく
販売の停止やPL保険等の加入をすべき、
というおおきく2つあると思います。
正直、どちらが正しいのかは
ケースバイケース、商品の特性にもよると思いますので
一概にどちらが良いとは言えませんが
この事故の報道をきっかけに
自分の商品ラインナップを見直して
考えられる事故や危険性を
再確認する機会にしてはどうでしょうか。
コメントを残す