Amazonベンダーエクスプレスというサービスが始まりました
Amazonベンダーエクスプレスというサービスが始まりました
色々人が賛否や見解などを発信していますが、
Amazonの販売力を考えれば
上手く商品が当たった時には
けた違いの売上になるかもしません。
非常に可能性を秘めたサービスですね。
私も使ってみる予定です。
「資金繰り」の側面から考える
さて、私はどんな商品が売れるとか、
アマゾンに商品を卸すことの弊害については
ちょっと横に置いて今回は「資金繰り」の側面から
ベンダーエクスプレスを考えてみます。
ベンダーエクスプレスでは、
納品したら即アマゾンが支払ってくれる訳ではありません。
納品したら月単位で請求書を送り、
請求書提出月の3か月後の月の5日に
アマゾンから納品した商品の代金が支払われる、
という仕組みです。俗に言う掛け売りです。
この納品してから支払われるまでの期間を
「支払サイト」と言いますが、
アマゾンの場合は65日が支払いサイトです。
マケプレで商品を販売した場合、アマゾンからの入金サイクルは
おおよそ2週間でしたが、
ベンダーエクスプレスでは約6倍以上の時間差があります。
これが何と意味するかというと・・・
商品=お金ですが、商品を仕入れたお金が
最低65日間は返ってこないことになります。
「最低」としたのは月末に仕入れて納品したのであれば
65日ですが、逆に月初だった場合は+30日で
95日間、3か月以上も手元の資金が無くなることになります。
さらに、3か月間手元のお金が減っていにも関わらず
納品した商品が売れて
アマゾンからの支払いがある前に追加発注が来たら
嬉しい悲鳴ではありますが、
前回納品分の資金が返ってきていないのに
新たな仕入を起こさなければなりません。
これは、商品が売れれば売れるほど、
手元に返ってこないお金が増えていきます。
最後に
在庫が欠品しても待ってくれるのか、
あらかじめすぐに納品できるように
手元にも商品を置いておかなくてはならないのか、
そうなるとさらに資金が必要です。
このあたりは実際にやってみないと
わからない部分ではありますが、
「アマゾンに商品を卸せる」=「売上が爆増」
という夢の世界だけじゃなく
資金のやり繰りが確実に必要になってくること、
そしてそれは売り上げが伸びれば伸びるほど
たくさんの資金が一時的に使えなくなることを
分かったうえでベンダーエクスプレスに
挑戦していくことが必須です。
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